美白原料「ハイドロキノン」
産官学共同研究によりその問題を克服した新美白原料の製造に成功
経済産業省平成13年度地域即効型コンソーシアム事業で産学共同により「ハイドロキノンを使用した美白剤」 の研究が行われた。
この研究成果を受けて研究メンバーであった新潟環境クリニックが平成15年8月から製造を開始した。平成16年4月より環境経営研究所(横浜市港北区 代表取締役 横山 渉)により品質管理および安定供給される。
従来のハイドロキノンは物質的に不安定で紫外線、酸素などによる影響でキンヒドロンへ変化し変色や皮膚への刺激が強く化粧品配合にするには課題が多い物質であった。
今回開発された
「安定型徐放性ハイドロキノンSHQ-1」 はそれらの課題を克服したものである。
特徴は以下のとおり
1. 紫外線、酸素に対して安定
2. ハイドロキノン成分の穏やかな徐放性
3. シミ、アザなどへの優れた脱色効果
日本では医師の管理下で使用されていたハイドロキノンが平成13年の厚生省の薬事法改正「化粧品の規制緩和」に伴い、化粧品にもハイドロキノンを使用できるようになり、現在、数十社の化粧品、薬品メーカーに試験用のサンプル出荷をしており、数社は今年に入りSHQ-1の含まれた化粧品を発表している。
もともと美白化粧品成分のアルブチンはハイドロキノンを原料につくられているが、今後は「安定型徐放性ハイドロキノンSHQ-1」により美白化粧品原料として新しい市場形成が期待される。
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