平成16年3月30日
報道関係者各位
京都市左京区田中関田町2番地7
株 式 会 社 ソフィア・クレイドル
代表取締役社長 杉 山 和 徳
BREWプログラム圧縮ツール
「ソフィア・コンプレス(BREW)」をバージョンアップ
~ 実行時に必要となる記憶容量を平均33%削減、
コマンド形式での起動も可能に~
【概要】
株式会社ソフィア・クレイドル(本社:京都市、代表取締役:杉山和徳、以下 ソフィア・クレイドル)はBREW【※1】プログラムを平均50%圧縮するBREWプログラム圧縮ツール『ソフィア・コンプレス(BREW)』【※2】をバージョンアップしました。実行時に必要となるメモリ領域が平均33%削減されます。コマンド形式による起動も可能となり、BREWアプリ開発の自動化がしやすくなります。本製品の無償評価版はソフィア・クレイドル社サイトにて、2004年4月1日より提供開始します。
【詳細】
2004年1月に発売開始されましたBREWプログラム圧縮ツール『ソフィア・コンプレス(BREW)』は、既に大手コンテンツプロバイダや大手ゲームメーカーを中心に採用が進んでいます。現時点で本技術を応用した10を越えるKDDI公式EZアプリ(BREW)のサービスがスタートしています。
この度、ソフィア・クレイドルは、以下の二つの新機能を追加し、『ソフィア・コンプレス(BREW)』をバージョン1.1としました。
1)省メモリ圧縮機能:実行時に必要となる記憶容量が前バージョンと比較し、平均33%削減されます。この新方式により、記憶容量の少ない携帯電話機でもアプリが実行可能となります。
2)コマンド形式による起動:コマンドラインから起動できます。グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を使用せずにプログラム圧縮ができます。Makeファイルにより、プログラム圧縮作業を含む一連のBREW アプリ開発作業を自動化できます。
『SophiaCompress(BREW)』無償評価版提供について: 2004年4月1日より、本製品の無償評価版をソフィア・クレイドル社ホームページにて提供開始します。
受け付けURL:http://www.s-cradle.com/support/bcompress.html
以上
■用語の説明■
【※1】BREW
2001年1月に米国クアルコム社が発表した携帯電話向けのソフトウェア実行環境。異なる携帯電話機のOS(オペレーティング・システム)の仕様差を吸収し、機械語に翻訳された単一のプログラムが多種類の携帯電話機でそのまま高速に動作するように設計されている。日本ではKDDIが2003年2月よりBREWサービスを提供開始している。世界中で25の通信キャリアが導入済みまたは予定であり、世界的な規模でその普及が急速に進んでいる。
【※2】ソフィア・コンプレス(BREW)
ソフィア・クレイドル社が2003年11月に発表したBREWプログラム圧縮技術。BREWプログラムのコンパイル後の形式である .modファイルをそのままプログラム圧縮し、実行できる世界唯一のBREWプログラム圧縮ツール。既に、大手コンテンツプロバイダや大手ゲームメーカーなどに多数の導入実績があり、毎月続々と本技術を応用したKDDIの公式EZアプリ(BREW)のサービスがスタートしている。
詳細情報URL:http://www.s-cradle.com/products/bcompress/index.html
※BREWおよびBREWに関連する商標は、Qualcomm社の商標または登録商標です。
<<本件に関するお問い合わせ>>
株式会社ソフィア・クレイドル マーケティング部 担当: 高木
〒606-8203 京都市左京区田中関田町2番地7
TEL: 075-754-5155 FAX: 075-754-5156
E-Mail: product@s-cradle.com URL: http://www.s-cradle.com
|