ネットリサーチのDIMSDRIVE(インターワイヤード株式会社)では、2004
年6月3日(木)から6月7日(月)にかけて「お中元ギフトに関するアン
ケート」を行った。調査対象は全国の20代から60代以上の男女10,283人
(男性:5,053人、女性:5,230人)。
お中元のいわれ:「中国古来の祭り事である1月15日の「上元」、7月15日
の「中元」、12月15日の「下元」の三元の内、7月の「中元」が、日本古来
のお供え物や贈り物をした習わしと、伝来した仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ
-7月15日)とが重なり、「お中元」の贈り物が盛んに行われるように。」
(All About Japanより引用)
「ここ3年間、お中元を贈りましたか」については、毎年6割近くが贈って
いたことが分かった。「今年の予定」は、“既に贈る先が決まっている”
51%で最も高いが、次いで“贈らない”36%であった。
「お中元ギフトを選ぶことはあなたにとって楽しい買い物ですか」と尋ねる
と、“とても楽しい”4%、“まあ楽しい”29%、“どちらともいえない”
38%、“あまり楽しくない”22%、“全く楽しくない”7%であった。
「1回のお中元ギフトにかけた総額」は、“1万円以下”43%が最も高かっ
た。「贈り物の内容はどのように選びましたか」に関しては、“まあ真剣に
吟味した”63%が最も高かった。
「お中元はどのような方に贈られましたか。また、平均していくら位の贈り
物をしましたか。」のそれぞれ最も高い項目は、“3000円以下”では“近所
の方”48%、“3001~4000円”では“友人”39%、“4001~5000円”では
“会社の上司”38%、“5001~7000円”では“会社の上司”15%、“7001~
1万円”では“その他”6.1%、“1万円以上”では“その他”4.2%という
結果であった。4000円以内(やや安い層)と4001円以上(やや高い層)を
比較すると、前者では“近所の方”“友人”“子供の学校の先生”“ご自分
の習い事の先生”が、後者では“会社の上司”“その他”“実家の親”が
5割を占めており、贈る方による価格の違いがみえる結果となった。
また、贈った方の“その他”の記述では“会社や仕事関係の人”が多く、
“仲人”や“医者”などの回答も目立っていた。
「購入されたお中元ギフトの商品」に関しては、“飲料・酒類(コーヒー、
ジュース、ビール、日本酒、焼酎など)”56%、“和洋菓子(ゼリー、
プリン、羊羹、クッキーなど)”35%、“肉類(ハム、ソーセージなど)”
22%であった。また、“その他”で目立っていた意見は、“産地名産品”
“地元名産品”“特産品”といった類の商品や、“カタログギフト”で
あった。
「お中元ギフトの購入場所」に関しては、“百貨店のギフトセンター”
45%、次いで“スーパーマーケット”18%、“インターネット通販”16%
であった。その場所を利用する理由としては、“いつも利用しているから”
という意見が多かった。“百貨店のギフトセンター”を利用する理由は、
百貨店固有と思われる理由(ネームバリューやステイタス、百貨店だから
etc)が目立っていた。
「お返し」については、贈る方を問わず、“いただいた品物の100%の目安”
でお返しをするという回答が殆どだったが、“会社の上司”にはいただいた
品物より高額なモノを贈っている割合が他の項目よりも高いことが分かった。
「あなたは、お中元の慣習についてどう思われますか。 」と尋ねると、
“それなりに意味があると思う”と回答した方は41%であったが、「お中元
の由来」を“詳しく知っている”と回答した方は0.7%であった。
≪社用の進物について≫
“贈っている”18%、“以前は贈っていたが最近は贈っていない”4%、
“贈っていない”44%であった。「ここ2,3年の間に社用進物の傾向」に
ついて尋ねると、“増えている”3%、“減っている”33%であった。
「今年のお中元」の予定については、“贈ると思う”28%、“贈らないと
思う”37%であった。
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