2007'08.04.Sat
世界初の自然換気システムを発売開始
立山アルミは、環境共生商品の第一弾として、自然の未利用エネルギー“風”を利用した、全く新しい視点による世界初の自然換気システムを開発し、発売を開始しました。「閉じる技術」から「開ける技術」へ、無尽蔵でクリーンな“風”がCO2削減、地球環境保全に貢献します。<br><br> 地球環境保全は、今や全世界、全人類の義務となり、建築業界におきましても環境問題への取組みは当然のこととなっています。もちろん立山アルミも例外ではなく、素材研究から生産、そして回収・リサイクル、廃棄に至るまで、あらゆる行為・行動について環境問題への対応が求められています。我々はその答えのひとつとして気密性・断熱性等に優れた高機能サッシを中心とした省エネルギーに対する数々の提案をし、実績を積み重ねてまいりました。<br>そして立山アルミは、もうひとつの答えとして、開口部に対する従来の視点を180度変え、自然の未利用エネルギー“風”を活用するという全く新しい発想による自然換気システム「NAV-Window-21」シリーズを発表するに至りました。<br><br>今回、「NAV-Window-21」シリーズの第一弾として発表する自然換気システムは、自然の風をエネルギーとして開閉する世界初の給排気口「スウィンドウ」を組込んだもので、4年あまりの開発期間を経て完成したものです。風が吹くことによって建物の周囲に発生する気圧変化を利用し、風の通り道をつくることで効率のよい自然換気を実現しました。ひとつひとつの建物の気象条件などの地域性を考慮し、必要な換気量を算出したうえで、安定した換気効率を得るための風の通り道から、「スウィンドウ」の適正な配置までを設計し、ご提案する一貫システムです。<br><br>この「スウィンドウ・システム」の主な特長としましては、<br>? 中間期(4〜6月、9〜11月)の自然換気利用で、一般ビルの全消費エネルギーの約15%削減が可能です。<br>? 人間が活動する居住域から給気し、上層の非居住域から排気しますので、室内の温度成層を乱さず、換気が行われていても快適さが安定しています。<br>? 高所に設置が義務づけられている排煙窓と兼用できます。<br><br>「スウィンドウ・システム」を始めとした「NAV-Window-21」シリーズは、用途や周辺環境にあわせた「環境共生」という考え方に立ち、資源を浪費しないエコロジカルでクリーンな快適空間を創造するハードとソフトを兼ね備えた全く新しい提案です。言い換えれば、「NAV-Window-21」シリーズは、立山アルミの“環境宣言”そのものとも言えます。<br><br><br> ※スウィンドウ…揺れる窓(Swing Window)を略した造語。自然風力によって開閉します。<br> ※NAV-Window-21…呼吸する建物・外壁・窓に関するシステム商品全般を表します。<br> NAV…Natural Air Ventilationの略語。自然換気を表します。<br> 21 …21世紀を意味し、次世代に向けた商品であることを表します。<br><br><br><br>連絡先:ビル建材事業部・環境システム統轄部<br> TEL: 0766-20-3773 FAX: 0766-20-3803<br> 〒933-0838 富山県高岡市北島851番地<br> 広報担当:桜井 e-mail:U87134@so.tateyama.co.jp<br> 毛利 e-mail:U85121@so.tateyama.co.jp<br> 黒田 e-mail:U77065@so.tateyama.co.jp<br><br>
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