GDHとSo-net、アニメーション事業で資本提携
So-netとGDHが資本提携
~アニメ、キャラクター、オンラインゲームを結びつけた
新しいネットワークエンタテインメントビジネスの共同展開を目指して~
ソネットエンタテインメント株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長吉田憲一郎サービス名称:「So-net」、以下「So-net」)と、アニメーションブランド“GONZO”を中心に国際的にアニメーションビジネスを手がける株式会社GDH(本社:東京都新宿区、代表取締役社長石川真一郎、以下「GDH」)は、成長が続くアニメーション市場における事業連携を目的として資本提携を行うことで本日合意しました。
昨今のブロードバンドの急速な普及に伴う、PC/携帯電話向け動画配信の拡充やBS・CSを含むテレビチャンネルの増加、海外展開をはじめとする映像ソフトの伸張等を背景に、アニメーション産業は、2006年2,330億円(前年比14%増)、2010年には2,500億円を超える市場規模となることが見込まれています(産業構造総合研究所調査)。
このように拡大を続けるアニメーション市場において、「So-net」および「GDH」はそれぞれの強みを活かし、以下の事業連携について今後両社間で積極的に協業を行ってまいります。
【両社の事業連携について】
1.「So-net」のキャラクタービジネスと、「GDH」の持つ高いアニメ制作力を活かした事業連携
-『ポストペット』『Livly Island』等、「So-net」が保有するキャラクターのアニメ化を共同検討する。
「So-net」としては、アニメ化により「So-net」のキャラクターをより多くのお客様に親しんで頂くことで、キャラクタービジネスをより一層強化していく。
また、「GDH」としては、これまでの“GONZO”ブランドのアニメ作品に加え、「So-net」との連携により、新しいジャンルの作品を提供していくことで、コンテンツライブラリーとファン層を拡大し、ビジネス強化につなげる。
-インターネット発の新しいキャラクターを共同開発・発掘することを検討する。また、新たに開発したキャラクターに関しては、アニメ化、オンラインゲーム化等によるクロスメディア展開を検討していく。
2.アニメーションの「コミュニティビジネス」の共同推進
-多くのファンを抱えるアニメコンテンツとCGM(Consumer Generated Media)との親和性は非常に高いと考えており、「So-net」の展開する『So-net blog』や『So-net SNS』等のCGMサービスと、GDHグループが展開しているSNS『GONZO LOUNGE』やアニメ作品を組み合わせた「アニメのコミュニティビジネス」を共同で検討し推進していく。
3.オンラインゲームビジネスにおける事業連携、共同展開
-オンラインゲームのキャラクターを使ったアニメの制作や、アニメ作品のオンラインゲーム化に関して、共同で検討を行っていく。
なお、今回の資本提携においては、So-net は「GDH」の第三者割当増資を引き受けることで、「GDH」の発行済株式数の14.30%を取得し、「GDH」第2 位の株主となります。
今回の提携に対する両社の背景・目的の詳細は、以下の通りとなります。
※ 添付資料 参照