富士通など3社、「百貨店業界における電子タグ活用拡大実証実験」を実施
電子タグで体験する“未来の百貨店”~化粧品モデル~
経済産業省 平成18年度「電子タグ活用による流通・物流の効率化実証実験」
百貨店業界における電子タグ活用拡大実証実験(フューチャーストア実証実験)を実施
株式会社三越(本社:東京都中央区 代表取締役社長:石塚邦雄 以下、三越)と株式会社資生堂(本社:東京都中央区 代表取締役社長:前田新造 以下、資生堂)、富士通株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:黒川博昭 以下、富士通)は、2007年1月26日(金曜日)から2月12日(月曜日)まで、「百貨店業界における電子タグ活用拡大実証実験(フューチャーストア実証実験)」を実施します。本実証実験は、日本百貨店協会が経済産業省平成18年度「電子タグ活用による流通・物流の効率化実証実験」として受託したプロジェクトの一環として実施するものです。
本実証実験では、三越銀座店・名古屋栄店の1階化粧品売場を主な実験会場とし、資生堂の化粧品ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の商品・テスター(店頭に置いてある試用見本)・サンプルの一部に電子タグを取り付けます。電子タグが貼付されたテスターを、お客様が手に取り、電子タグリーダの上にかざすと、その化粧品に関する詳しい商品情報が端末に表示される「マルチサンプルディスプレイ」などの実験を行います。このほかにも接客・品揃え・物流の各分野で実験を実施し、化粧品サプライチェーンにおける電子タグ活用の有効性と、お客様自身が電子タグを利用されることによる購買意欲向上や関連商品の購買促進効果などを検証します。
百貨店業界では、すでに婦人靴とアパレルの分野において電子タグを使った在庫管理が実用化されていますが、化粧品に電子タグを添付した実験が行われるのは、今回が初めてです。
■実証実験の概要
※ 関連資料参照
■実験で期待される効果
・消費者へのより詳しい商品情報の提供や、接客サービスの充実による、顧客 ・満足度の向上と関連商品の購買促進
・在庫管理業務の効率化、販売スペースの有効活用による生産性の向上
・商品分析力の向上による品揃え強化
・電子タグ利用に対する消費者の意識向上
■実験店舗概要
株式会社三越 銀座店
店長 :重松健
住所 :〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16
電話 :03-3562-1111(大代表)
株式会社三越 名古屋栄店
店長 :松村茂
住所 :〒460-8669 名古屋市中区栄3-5-1
電話 :052-252-1111(大代表)
■実験の参加、協力企業
株式会社三越
実証実験全体のトータルコーディネイト。
株式会社資生堂
(1)~(5)における「クレ・ド・ポー ボーテ」の商品、テスター、サンプル提供および実験場所提供、B)「仮想メイクアップシステム」のシステム提供など。
富士通株式会社、株式会社富士通四国システムズ、株式会社富士通総研、株式
会社PFU
(1)~(5)におけるシステム開発および機器提供、「コスメインフォメーション」の機器提供、実証実験全体の仮説検証など。
凸版印刷株式会社
実証実験全体における電子タグの提供。
セントラルエンジニアリング株式会社
(2)「テスター需要予測システム」の電子タグリーダ提供。
株式会社アイスタイル
A)「コスメインフォメーション」のコンテンツ提供。
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■添付資料
実証実験の実施内容
「(1)マルチサンプルディスプレイ」
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/01/24a.pdf
「(2)テスター需要予測システム」
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/01/24b.pdf
「(3)eカウンセリング」
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/01/24b.pdf
「(4)ソースタギング・SCMシステム」
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/01/24d.pdf
「(5) 電子タグ@ホーム」
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/01/24e.pdf
以上
<お客様お問い合わせ先>
富士通株式会社
流通ビジネス本部 小売ビジネス第二営業部
電話:03-6252-2401(直通)