NTTアイティなど、ハイビジョン映像を配信できるデジタルサイネージシステムを発売
安くて簡単!ハイビジョン対応のデジタルサイネージシステム
「ビルアド」を共同開発し販売開始
~ STBを利用したストリーム配信により案内情報や広告を発信 ~
NTTアイティ株式会社(以下:NTTアイティ、本社:横浜市中区、代表取締役社長:岡田和比古)と東芝映像機器株式会社(以下:TVE、本社:埼玉県深谷市、代表取締役社長:宇賀神孝二)は、デジタルサイネージシステム「ビルアド」を共同開発し、システムソリューション会社向けに、平成19年2月1日(木)より販売開始します。
「ビルアド」は小規模システムから導入可能な、安価で、高精細なハイビジョン映像を配信できるデジタルサイネージシステムです。NTTアイティは案内情報や広告などの映像コンテンツ管理と配信スケジュール管理が簡単にできるデジタルサイネージソフトウェア「ビルアドスタンダードサーバパッケージ」を、TVEはハイビジョン映像のストリーム受信と表示を行う「専用STB(Set Top Box)」および「ディスプレイ」を提供いたします。
■販売開始の経緯
近年、公共スペースで、さまざまな案内情報や広告などを映像コンテンツとして発信するデジタルサイネージシステムが注目されており、業務用ディスプレイの大画面化や薄型化に伴い、システムの高性能化も進んでいます。それにより大規模ビルや公共交通機関における導入が進展していますが、これらは大規模システムとしての導入が前提になっているために、導入費用も高価なものが多くなっています。
大規模な公共スペースの用途以外においても、案内情報などを発信したいという要望は多くありますが、高価なシステム価格が導入の課題になっていました。
今回販売を開始する「ビルアド」は、この課題を解決し、安価に、また簡単に情報発信ができるストリーム型のデジタルサイネージシステムです。「ビルアド」は「ビルアドスタンダードサーバパッケージ」と「専用STB」、「ディスプレイ」から構成され、「ビルアドスタンダードサーバパッケージ」は、NTTサイバーソリューション研究所の「電子広告配信」の技術がベースとして用いられています。
本システムは導入が安価で、簡単に利用できるという特長を活かして、中小オフィスビル、ショッピングモール、病院、各種学校などでの利用が期待できます。
■「ビルアド」の特長
安くて簡単!
ハイビジョン対応のデジタルサイネージシステム
「ビルアド」は、STBを利用したストリーム配信型のデジタルサイネージシステムです。映像コンテンツやコンテンツの組み合わせであるプレイリストの管理、STBごとのスケジュール管理およびストリーム配信を行うNTTアイティの「ビルアドスタンダードサーバパッケージ」と、ストリームでのハイビジョン映像受信および表示を行うTVEのSTBおよびディスプレイを組み合わせて実現します。
PCサーバ1台、STB1台、ディスプレイ1台の最小構成からご利用いただけ、安価に導入できます。また、ディスプレイの追加にも容易で安価に対応できます。
「ビルアドスタンダードサーバパッケージ」は、Webブラウザで操作することができます。ビルアドスタンダードサーバパッケージをインストールした「ビルアドサーバ」にアクセスできる環境が整っていれば、ロケーションを問わず、ブラウザ上でお好みのコンテンツを自由に組み合わせて、簡単に登録とスケジューリングができます。
参考図:「ビルアド」のシステム構成
■「ビルアド」の利用例
(1)中小オフィスビル
エレベータ保守や停電予定などの館内周知、館内の会社案内、周辺の飲食店情報など
(2)ショッピングモール
店舗/商品紹介、イベント/催し案内、ポイントカードや駐車場の案内など
(3)病院
医師紹介、休診案内、予防接種や健康診断のお知らせなど
(4)各種学校
PC教室、英会話教室、自動車運転免許教習所、予備校、専門学校などでの生徒へのお知らせや広告など
■動作環境、価格などは添付資料をご参照ください。