アルフレッサ ファーマ、過眠性の慢性睡眠障害治療剤「モディオダール錠100mg」の製造承認を取得
ナルコレプシー治療剤「モディオダール(R)錠100mg」製造承認取得のお知らせ
当社の完全子会社である、医薬品等製造事業を行なうアルフレッサ ファーマ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:久禮哲郎)は、平成19年1月26日付で過眠性の慢性睡眠障害(ナルコレプシー)治療剤「モディオダール(R)錠100mg」(一般名モダフィニル)の製造承認を取得いたしましたのでお知らせいたします。
ナルコレプシーとは、「居眠り病」「嗜眠症(しみんしょう)」とも呼ばれる過眠性の慢性睡眠障害で、突然おこる眠気のために、患者さんは社会的な不利益を被る場合が多い疾患ですが、その疾病の希少性から国内では新規の治療薬の開発が進んでいませんでした。
アルフレッサファーマ株式会社は、平成10年6月米国セファロン(Cephalon, Inc.)社より、モダフィニルの日本国内における開発、製造および販売の権利を取得し、平成12年1月には厚生省(現、厚生労働省)より希少疾病用医薬品の指定を受けて開発を進め、国内で実施したナルコレプシー患者さんでのプラセボ対照二重盲検試験において日中の過度の眠気に対する有効性と安全性が確認されたことにより、平成17年3月に製造承認申請を行ないました。
モダフィニルは、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ等世界34カ国で承認されています。日本国内においても患者さんや医療関係者の方が早期承認を求める医薬品の一つであり、アルフレッサファーマ株式会社としてもこのような声にこたえるべく早期承認取得を目指してまいりました。
なお、「モディオダール(R)錠100mg」については、田辺製薬株式会社と睡眠時無呼吸症候群における残存する眠気治療薬として適応症拡大の共同開発を行っております。
以上