東レアイリーブ、超音波歯ブラシ「“ウルティマ”超音波 UT-610」を発売
超音波歯ブラシ「“ウルティマ”超音波 UT-610」の発売について
東レアイリーブ(株)は、このたび超音波(*1)電動歯ブラシ「“ウルティマ”UT-600」シリーズから、新モデル「“ウルティマ”超音波 UT-610」(メーカー希望小売価格:20,790円、色:ルーセントホワイト)を、2月2日(金)から全国の家電小売店などを中心に発売いたします。新商品にはイタリック調の新ロゴを採用し、色は清潔感のあるルーセントホワイトを基調に、ブルーとシルバーを使用し、スタイリッシュに仕上げました。
≪超音波をヘッドから発振します≫
本商品は、160万ヘルツの「超音波」をヘッドから発振するため、超音波振動が(1)歯垢を歯から離れやすくし、また(2)歯垢の中に潜む細菌の連鎖を破壊、(3)歯垢の基質となる不溶性グルカンを飛散させます。超音波は口内の水分子を激しく振動させますので、(4)その水流がブラシの届きにくい部分の歯垢も取り除きやすくさせますので、ブラッシングが上手に出来ない方はもちろん、歯科矯正中の方や、歯茎が敏感な歯周病の方などにもおすすめです。
≪ペース配分機能や超音波モード機能など、新たに4つの新機能≫
新商品は、従来の3分タイマー機能に加え、45秒ごとに0.5秒ずつ停止するペース配分機能が追加されました。これにより3分間が4分割されますので、むらのないブラッシングができます。
また振動が気になる方には、「超音波のみ発振する」モードも選択可能になりました。スイッチを1回押すと電動歯ブラシとして「超音波+振動モード」に、2回押すと超音波のみ発振する「超音波モード」で使用できます。
そして本体はフル充電で約2週間使用可能ですので、専用トラベルケースに入れてオフィスにも旅行にもお持ちいただけます。(フル充電で、1回あたり3分使用したとして40回使用可能)
歯ブラシは3種類に増え、従来の(1)柔らかめの「超先細毛」と(2)ふつうの「フラット毛」に加え、今回新たに(3)ややかための磨きここちの「ダイヤカット毛」が追加されました。「超先細毛」は、歯間や歯茎境目のスキ間に届き、「フラット毛」は、先・後端とサイドに硬めのブラシを植毛し、奥歯や前歯裏の歯垢も逃しません。「ダイヤカット毛」は、スクエア状のフィラメントが面で効率よく歯垢をキャッチします。
またデザインは、ロングネックで奥歯まで届きやすい設計で、グリップ部分も細身で軽く握りやすく、歯科医の奨める歯ブラシの握り方「ペングリップ」もやりやすい設計です。ブラシ交換は、ロック式構造で付け替えしやすくなりました。充電器は従来通り壁掛が可能で、充電コードを充電器下部に収納することもできるので、洗面台での置き場所に困りません。無接点充電方式ですから、本体は水に濡れても大丈夫なため、使用後は丸洗いできるので衛生的です。
≪「日本初」の超音波歯ブラシ、音波と超音波の違い≫
「“ウルティマ”超音波」シリーズは、東レアイリーブ(株)が1999年11月に、日本で初めて発売を開始した超音波電動歯ブラシです。電動歯ブラシのヘッド部分に超音波チップが埋め込まれており、電気を通すことでチップから160万ヘルツの超音波を発生させ、その強力な波動エネルギーで歯垢を分解し、またブラシが直接届きにくい部分の歯垢も除去します。さらに歯垢の中に潜む細菌や歯垢の基質となる不溶性グルカンも一緒に飛散させる新しい世代の科学歯ブラシとして大好評を博してきました。発売開始以来、累計で60万本以上の販売実績を重ねております。
電動歯ブラシのマーケットは、現在約120億円市場と言われており、その中には、「電動」「音波」「超音波」歯ブラシが含まれています。店頭でも同じ売り場に並んでいますが、消費者にそれぞれの機能・効果の違いを伝え市場を拡大しています。
※添付資料を参照
「“ウルティマ”超音波」から発生する160万ヘルツの超音波は、人間の体に浸透しやすく安全な周波数を用いています。米国クリーブランドクリニックで行われた臨床試験結果では、1回3分の歯磨きを1日2回行った場合、「97%もの歯垢を除去できる」効果が確認されています。
また、『日本歯科保存学雑誌』の論文においても、超音波歯ブラシの虫歯菌及び歯垢除去への有効性が証明され、評価を得ていることや、『日本歯周病学会会誌』の論文でも超音波歯ブラシによるバイオフィルム(*2)除去効果が証明されています。
≪東レアイリーブは、快適を提案する会社です≫
東レアイリーブは、家庭用蛇口直結浄水器“トレビーノ”をはじめEMS機器のトレリート、除菌水生成・噴霧器“マザーウオータールーム”ファッションサングラス等といった日用雑貨の販売を通じ、快適生活に向けて様々な新しいライフスタイルを提案してまいりました。デンタルケア分野への参入も健康指向の高まりを受けた新しいライフスタイル提案の一つです。今回は、さらに進化を重ね使いやすくなった「“ウルティマ”超音波 UT-610」を加えて、超音波歯ブラシ「“ウルティマ”超音波」シリーズを、快適生活を営むパートナーとしてご提案します。
(*1)超音波とは、2万ヘルツ以上の音波のことで、強力な波動エネルギーを発生させます。このエネルギーは、近年では半導体の洗浄をはじめ、医療現場における各種検査、筋肉や骨、傷の治療などに利用されています。最近では、超音波を利用した洗濯機や炊飯器なども登場しています。
(*2)バイオフィルムとは、固形物表面にフィルム状に強固に付着した細菌の付着増殖形態。
本商品の詳細は下記のとおりです。
記
1.商品名:超音波電動歯ブラシ「“ウルティマ”超音波 UT-610」
2.特徴:(★印が今回の新機能)
(1)160万ヘルツの「超音波」を発振させるヘッド
★(2)超音波のみ発振させるモードにも設定可能。
超音波の発振は「U-SONICランプ」の点灯で合図。
★(3)ブラシは3種類:超先細毛とフラット毛とダイヤカット毛
(4)始動後、3分間(理想的な歯磨き時間)で自動停止。
★(5)始動中は45秒ごとにお知らせ機能つき。
(6)ブラシ交換は新開発のロック式構造で簡単に。
(7)フル充電で40回(1回3分が目安)の使用が可能。
(8)充電器はコードを収納でき、壁掛け可能。
★(9)携帯に便利な専用ケースをセット。
(10)軽量(82グラム)コンパクトで使いやすいスリムハンドル。
歯周病とは
大切な歯を支えている骨や歯肉が悪くなる病気の総称。実に成人の80%は歯周病と言われています。歯周ポケットにたまった歯垢がその原因。痛みをともなう虫歯と異なり、発見が遅れがちになりやすく、予防こそが大切と思われています。
歯垢とは
葉の表面に付着した白っぽいネバネバの汚れを「歯垢(プラーク)」と言います。この中には、わずか1mg中に何億もの細菌が生息し、細菌と細菌が作り出す酸などが一体となったものが歯垢で、歯垢が石灰化されると「歯石」と呼ばれるものになります。
3.メーカー希望小売価格 :
(1)キット:20,790円(税込)
キット内容 (1)本体 (2)充電器 (3)替えブラシ3種各1本 (4)ブラシカバー (5)専用キャリングケース
(2)替えブラシ:1,260円(税込)
(2個入り)
4.発売開始時期:2007年2月2日(金)から
5.製造・発売元:東レアイリーブ株式会社
6.販売ルート:全国の一般小売店(家電量販店、スーパーなど)
7.販売計画:初年度・・・10万本、 3年後・・・30万本
<ご参考>
東レアイリーブ(株) 概要
1.設立:昭和47年10月
2.社長:常谷 敦彦(じょうたに あつひこ)
3.本社所在地:東京都新宿区四谷4丁目7番地(新宿ヒロセビル)
4.事業内容:
(1)浄水器“トレビーノ”、EMSトレーニングマシン“トレリート” 、除菌水生成・噴霧器“マザーウォーター”、パソコン用フィルター“Eフィルター”、サングラス、眼鏡フレーム、手袋、シルク服飾雑貨、眼鏡ふき“トレシー”などの販売
(2)その他東レ製品及び日用雑貨品などの販売
5.資本金:120百万円(東レ出資比率 100%)
6.年商:9,800百万円(’06年3月期)
7.従業員:100名
以上