マツダ、12月と2006年の国内生産・販売・輸出実績を発表
マツダ、2006年12月および1~12月の生産・販売状況について
マツダ株式会社の2006年12月は、12月単月では国内生産が1992年以来14年ぶり、輸出が1991年以来15年ぶりの高水準であった。海外生産は12月単月で過去最高であった。
また同年1~12月は、国内生産が1994年以来12年ぶり、輸出が1992年以来14年ぶりの高水準であった。海外生産は、過去最高を記録した。
I.国内生産
(1)2006年12月
2005年11月より14ヵ月連続で前年同月実績を上回った(+13.6%)。「CX-7」「CX-9」の純増や、「アクセラ」「プレマシー」などの増による。
(2)2006年1~12月
2003年より4年連続で前年実績を上回った(+11.7%)。「CX‐7」の純増や、「プレマシー」「アクセラ」などの増による。なお、防府工場での生産台数は過去最高の494,650台(前年比+1.7%)であった。
II.国内販売
(1)2006年12月
前年同月実績を下回った(-9.9%)。商用車や「デミオ」「アテンザ」などは前年実績を下回ったが、軽自動車や「CX-7」などは好調であった。シェアは、登録車が4.5%(前年同月差-0.6ポイント)、軽自動車が2.5%(同+0.2ポイント)、総合計は3.8%(同-0.4ポイント)であった。
(2)2006年1~12月
前年実績を下回った(-6.4%)。「デミオ」「アテンザ」などは前年を下回ったが、「MPV」や軽自動車は好調であった。シェアは、登録車が5.8%(前年差-0.2ポイント)、軽自動車が2.7%(同±0ポイント)、総合計は4.7%(同-0.2ポイント)であった。
III.輸出
(1)2006年12月
2005年8月より17ヵ月連続で前年同月実績を上回った(+8.6%)。「CX-7」「CX-9」などの増による。市場別では特に北米向けが好調で、28,397台(前年同月比+46.3%)であった。
(2)2006年1~12月
2001年より6年連続で前年実績を上回った(+18.3%)。「CX-7」「プレマシー」などの増による。市場別では特に北米向けと欧州向けが好調で、北米向けは286,202台(前年比+41.7%)、欧州向けは269,029台(同+17.0%)であった。
IV.海外生産
(1)2006年12月
2006年9月以来3ヵ月ぶりに前年同月実績を上回った(+16.0%)。「アクセラ」「BT‐50」などの増による。なお、12月単月で過去最高であった。国別では、中国が「アクセラ」などの増により、15,280台(前年同月比+41.0%)であった。
(2)2006年1~12月
2004年以来2年ぶりに前年実績を上回った(+13.4%)。暦年で過去最高を記録した。「ファミリア」「BT-50」などの増による。国別では、中国が「ファミリア」「アテンザ」などの増により、145,198台(前年比+34.6%)であった。