ソニーなど5社、宮崎県で「フェリカポケット」を利用した観光活性化・地域経済振興プロジェクトを実施
宮崎県での "フェリカポケット" を利用した観光活性化・地域経済振興プロジェクトについて
ソニー株式会社、株式会社ぐるなび、KDDI株式会社、大日本印刷株式会社、三和ニューテック株式会社の5社は、みやざき CHORUCA (注1) 実行委員会を組織し、宮崎県、(財) みやざき観光コンベンション協会の協力のもと、宮崎県において非接触ICカード技術FeliCa (フェリカ) をベースとした汎用ソリューションパッケージの "フェリカポケット" (注2) を利用した観光活性化・地域経済振興モデルを実証するためのプロジェクトを実施いたします。
宮崎地域の初春のイベントであるスポーツチームのキャンプと今年40周年を迎える花の祭典フラワーフェスタを中心に、飲食店舗とも連携することで、観光滞在者のより活発な周遊の実現を期するものです。具体的には、フェリカカードやおサイフケータイを使う "スポーツラリー"、"観光ラリー"、"グルメラリー" という3種類のスタンプラリーを宮崎地域にて本年2月1日から3月末までの2ヶ月間開催いたします。スタンプ端末設置箇所は総数約70箇所で、参加者は1万~1万5千人を想定しています。
今回スタンプラリー用に発行するフェリカポケット搭載の "CHORUCA カード" またはおサイフケータイ保有者は、貯めたスタンプに応じて、宮崎特産品や記念品などと交換することが可能です。主な参加対象者は、宮崎地域での宿泊滞在者とし、観光旅行者の他にジャーナリストや監督、コーチ、選手などキャンプ関係者なども想定しています。また参加者の動線を定量的に把握・分析することで、今後の観光振興・経済振興施策に有効なデータを収集できることも成果のひとつとして期待しています。
※ 個人情報は取得いたしません
今回は、民間企業に加え、宮崎県、(財) みやざき観光コンベンション協会の協力により、キャンプチームや観光施設及び飲食店から多くの賛同を得られて開催できることになりました。
このプロジェクトが、宮崎の観光・経済に少なからず貢献することを願うとともに、将来的には他の自治体の観光振興・地域経済活性化のためのモデルケースになることを期待しています。
注1) CHORUCAとは
宮崎地方のことば "ちょるか? (していますか?) " をもとにしており、"見Choru、食べChoru、行っChoru Ca!" をキャッチフレーズにプロジェクトを推進します。
注2) フェリカポケットについて
非接触ICカードフェリカで、ポイントやチケット、クーポン、会員証、スタンプラリーなどポピュラーなサービスを、特別な知識なく " 早く・安く・簡単に" 実現するための汎用パッケージソリューションです。あらかじめフェリカポケットのサービスが、カードや携帯電話 (おサイフケータイ) に搭載されていれば、顧客は専用読取端末にかざすだけで、すぐにサービスを開始することができます。従来の同様の取り組みに対し、大幅な費用削減と準備期間短縮が期待できます。
●開催概要
期間 2007年2月1日 (木) ~3月31日 (土)
サービス スポーツラリー (キャンプ地などをめぐるラリー)
観光ラリー (観光地をめぐるラリー)
グルメラリー (飲食店をめぐるラリー)
特典 地元特産品、企業協賛品など
参加者想定数 10,000~15,000名
端末設置箇所 約70箇所
●CHORUCA実行委員会各社、(財) みやざき観光コンベンション協会のコメント
* 関連資料 参照
※ auおサイフケータイの利用は2月中旬からを予定しています。
※ FeliCaはソニー株式会社の登録商標です。
※ おサイフケータイは株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。