ローヤル電機、オゾンマイクロ・ナノバブル混合水製造装置を製品化
オゾンマイクロ・ナノバブル混合水製造装置の販売に関して
当社は、2005年11月に株式会社REO研究所、株式会社NAGA及びNAGA INTERNATIONAL株式会社(以下、NAGAグループといいます。)と酸素及びオゾンのマイクロ/ナノバブル水混合型製造装置(以下、製造装置といいます。)に係わる基本合意契約を締結し、その協力の下、鋭意製造装置関連の開発を進めて参りましたが、この度、オゾン発生装置並びにマイクロバブル混合水製造装置RVK-N1型の製品化に目処がつき、本年1月より販売を開始することと致しました。
本製造装置によりオゾンや酸素を内包したマイクロバブルを発生させ、それに株式会社REO研究所が世界に先駆け製造に成功した水中で安定的に存在するオゾンナノバブル水を添加することで、従来使用されている所謂オゾン水などに較べ、はるかに効率的で効果の大きい洗浄、殺菌用の混合水製造が可能となります。
本製造装置により発生させた混合水の用途として、水産加工や食品加工といった分野に於ける洗浄、殺菌目的での使用が期待されます。既に、一部現場では牡蠣等の貝類や冷凍魚類の洗浄、殺菌にマイクロ/ナノバブル技術が活用されており、本製造装置の販売により、広くこの技術が利用可能となりました。
オゾンマイクロバブルやオゾンナノバブルによる殺菌効果については、学会や公的機関でも注目され、独立行政法人産業技術総合研究所(2004年1月8日プレス発表)や東京都健康安全研究センター(2006年6月4日第47回日本臨床ウイルス学会)によりノロウィルス(ネコカリシウィルス)の不活化について研究発表が行われております。
この度販売するのは、RVK-N1型1機種としております。本装置により、毎分40リッターのマイクロナノバブル混合水を製造が可能ですが、使用環境によって、より大型機種の必要性も想定され得るため、大型機種の製造も検討する予定です。
尚、今後のマーケティング状況に基づき、平成20年3月期業績予想に計画を織り込む予定ですが、現在のところ当期(平成19年3月期)の業績に与える影響は軽微であると予想されます。
以 上