タスコシステム、新規業態開発支援で関門海と業務提携
株式会社関門海との業務提携に関するお知らせ
当社は、平成19年1月30日開催の取締役会において、株式会社関門海(東証マザーズ・証券コード3372)と業務提携を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
I.業務提携を行う理由
当社は、平成17年から業績不振店舗の一括撤退及び資産の見直し等を図り、当社の経営基盤の整備を実施してまいりました。同時に財務体質の強化を目的とし、資本政策を進めてまいりましたが、リストラクチャリングに関して最終段階に入り完了の目処がたちました。
これにより本年1月より、「攻め」の体制を前面に押し出し、V字回復へ向けて経営体制の刷新を行いました。その中における重点施策は、当社の本業の強化であり、当社としての「業態開発力」「多業態戦略」「フランチャイズシステム」などの強みをより強固なものにしていくことであります。そのために本年度はこういった当社の強みを外部へ提供することを開始することで当社の企業価値を高めていくことを積極的に行って参ります。
この度、業務提携を行う株式会社関門海(以下関門海という)は、研究開発型外食企業として、技術開発により品質面・安全面・価格面において差別化された食材を開発し、とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」、かに料理専門店「玄品以蟹茂」をはじめとした事業展開を行っている企業であります。
今回の業務提携は、関門海が開発する新規業態に関して、当社の業態開発力を提供することで同社の新規業態開発をよりスピーディーに支援することを目的としております。当社においては蕎麦居酒屋「高田屋」や焼き鳥ダイニング「とり鉄」、おでん・鉄板焼き「升屋」などの和食を中心とした業態開発に独自のノウハウを有していると考えております。また今後の同社の事業展開において、フランチャイズを中心とした全国チェーンで活用できる商品開発が可能な当社の商品開発力は、同社をサポートするのに十分な力があると判断しております。
この業務提携により当社のノウハウを関門海へ提供することになりますが、この第一歩が当社の業態開発分野において外部企業への支援機能を果たすこととなり、新たなビジネスチャンスとしての礎になるものと考えております。
この業務提携の進捗を見ながら、同社とは、他の業態や事業分野に関しての業務提携をも視野に入れて進めていく予定であります。
II.業務提携の内容
今回の業務提携により、関門海の開発する新規業態に対して、業態開発・商品開発のノウハウを提供することで、同社の新規業態開発の強化を図るものであります。
III.業務提携先の概要
商号: 株式会社関門海 (東証マザーズ・証券コード3372)
事業内容: 食材開発事業、専門飲食店の経営およびフランチャイズ経営等
設立年月日: 平成元年5月
本店所在地: 大阪府松原市三宅東一丁目8番7号
代表者: 山形 圭史
資本金の額: 301百万円(平成18年3月31日現在)
従業員数: 251名(平成18年5月31日現在)
発行済株式総数: 59,152株(平成18年11月30現在)
大株主構成および持株比率(平成18年9月11日現在)
株式会社ヤタガラスホールディングス28.59%
山口 咲生10.17%
山口 旺子10.17%
当社との関係: 当社との関係はございません。
IV.今後の予定
平成19年1月30日 当社取締役会決議
平成19年1月30日 業務提携基本契約書締結
平成19年1月31日 業務開始日
V.今後の見通し
今回の業務提携による今期(平成19年12月期)の業績における影響は軽微であると考えますが今後、業績に影響を与えることが判明した段階で速やかに開示を行います。
以上