マツダ、コンパクトミニバン「マツダプレマシー」を一部改良して発売
「マツダプレマシー」を一部改良して発売
- 2.0L直噴ガソリンエンジン「DISI」および5速ATを新採用、新スポーツ機種「20Z」を設定 -
マツダ株式会社は、スポーティなスタイリングと優れた動力性能で人気のコンパクトミニバン『マツダプレマシー』を一部改良して、本日から全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて発売する。
今回の改良において、新型2.0L直噴ガソリンエンジン「DISI(ディジー)」*1および5速オートマチック変速機を一部モデルに採用、クラストップレベルの燃費(10・15モード燃費で15.0km/L)を実現すると同時に、従来の2.0Lガソリンエンジン搭載車に比べて出力・トルクともに向上させ、定評のある動力性能をさらに強化させている。機種構成については、ガンメタ塗装17インチアルミホイール、フロントフォグランプ、ステアリングシフトスイッチなどスポーティなアイテムを標準装備する「20Z(ニーマルズィー)」を新たに設定、同車のスポーツ感を一層深化させている。また、ボディカラーには質感の高さを感じさせる濃紫系の「ダークプラムマイカ」(マツダ初)と、人気の高い濃灰系の「ギャラクシーグレーマイカ」を追加することにより変り映え感を出している。
『プレマシー』の車両本体価格は1,743,000円~2,310,000円(消費税込)である。なお、今回の変更にあわせて、同車の福祉車両「プレマシー 助手席リフトアップシート」のベース車の仕様も変更し、本日から発売する。
*1 「Direct Injection Spark Ignition」。マツダの直噴ガソリンエンジンの通称。
■「プレマシー」一部改良の概要は以下の通り
●動力性能の強化:「DISI」エンジンおよび5速ATの採用
- 新型MZR 2.0L直噴ガソリンエンジン「DISI」を各2.0Lエンジン機種に採用(マツダ初)。高い燃費性能と、実用回転域における力強いトルクを提供する。これからの環境要件を満たすと同時に、“Zoom-Zoom”*2を提供するエンジン。
- 5速オートマチック変速機を、「DISI」エンジンとの組み合わせで採用。「DISI」エンジンの特性と相まって、燃費と加速性能の向上に寄与。
- 「DISI」エンジン/5速AT搭載車(「20Z」、「20S」、「20CS」、「20F」の2WD車に設定)については、「平成17年排出ガス基準75%低減(☆☆☆☆)」を達成すると同時に、「平成22年度燃費基準+10%」に適合することにより、「グリーン税制」に適合。
*2 マツダのブランドメッセージ。子供がおもちゃのクルマで遊ぶ時に使う言葉「ブーブー」の英語版であり、子供のときに感じた「動くものへの感動・喜び」を意味する。
○MZR 2.0L直噴ガソリンエンジン「DISI」の諸元
(※ 関連資料を参照してください。)
●スポーツ感の深化:「20Z」の追加
[ベース車]
「20S」(2.0L DOHCエンジン・4速AT搭載、15インチアルミホイール装着車)
[パワートレイン]
2.0L直噴ガソリンエンジン「DISI」および5速ATを標準採用。
[専用装備]
・ガンメタ塗装17インチアルミホイール
・ヘッドランプベゼル&リアコンビランプベゼル(ブラック)
・フロントフォグランプ
・ステアリングシフトスイッチ
・ステアリング&シフトノブ本革巻
●その他の主な変更
[ボディカラー]
「ダークプラムマイカ」と「ギャラクシーグレーマイカ」を新たに追加、同車のスタイリングを際立たせる全11色をラインナップ。
[インテリア]
・助手席(内側)および2列目シート外側アームレストを標準装備(「20F」を除く全車)。
・ダブルステッチを施した高級感のある濃赤茶系の本革シート(1~3列目)を「23S」専用メーカーオプションとして新たに採用(電動両側スライドドアとのセットオプション「23Sレザーパッケージ」として設定)。
■「プレマシー」の車両本体価格は以下の通り (*添付写真モデル(製品画像1))
■「プレマシー 助手席リフトアップシート」の車両本体価格は以下の通り
(※ 関連資料を参照してください。)