MKInetと三井情報開発、データセンターのスペースを拡張し電源・空調設備を増強
データセンターのスペース拡張と電源・空調設備増強のお知らせ
-内部統制への対応など、都心データセンターの需要拡大に応えるため、設備を増強-
三井情報開発株式会社(本店:東京都中野区、代表取締役社長:増田潤逸、以下MKI)とMKIネットワーク・ソリューションズ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:石黒太郎、以下MKInet)は、MKInetが運営するデータセンター(東京都中野区)の設備増強として、フロア増床によるスペース拡張、及びスペース拡張に伴う電源・空調設備の増強を行うことを決定しました。新スペースにおける営業開始は、2007年10月を予定しております。
企業を取り巻く環境が急速に変化する中、2008年4月以降に適用される日本版SOX法(内部統制)に対応するITマネジメントや個人情報保護の管理について、安全かつ安心できる環境で構築、運営をしたいという需要がさらに高まりつつあります。MKIとMKInetでは、その需要に積極的に応えるため、スペースの拡張、電源・空調設備の増強を行い、MKInetが提供する内部統制支援ソリューション「Govern@nce Office」(下記※参照)をはじめとした各種データセンターサービスを大規模かつ、スムーズにご利用いただける環境を準備することといたしました。
今回の設備増強について、投資額は17億円を予定しています。また、来期(2007年度)以降、同事業全体で約25億円の売上を見込んでおります。上記売上を実現するために、今回の設備増強に留まらず、従来のデータセンター事業の先を行く付加価値を創出するべく、今後もお客様の様々なニーズに応えられるサービスを提供して参ります。
※「Govern@nce Office」とは:
MKInetが提供するITマネジメントソリューション。ITの全般統制を構成する「人」「情報」「コミュニケーション」「ビジネスプロセス」の4つの領域におけるITリソースを集約し、一元的に管理・運用する。詳細は( http://www.mki-net.co.jp/service/governance_office/ )を参照のこと
1.スペース拡張・設備増強の理由
2000年よりMKIグループの重要事業の一つとしてデータセンター事業を開始し、同事業を核に、マネージドサービス・インフラ構築運用サービス・企業のインフラ基盤アウトソース事業を展開して参りました。立ち上げ当初から順調な伸びを示しており、現在のスペースは昨今の都心データセンターへの需要の高まりもあって、2007年度にはフル稼働に達することが見込まれるため、スペースを拡張することを決定しました。
2.電源・空調設備増強の理由
立ち上げ当初よりサーバの消費電力と発熱量の増加を予測し、1ラック60Aまで電源拡張が可能な設計をしているため、現在のデータセンタースペースに対する電源・空調の供給については問題ございません。しかし、今後スペースを拡張するに当たって、現在の設備では十分な電源・空調を供給できない可能性も想定され、また非常時におけるサーバ稼動をより安定的に行う観点から、電源・空調設備を増強いたします。
■三井情報開発株式会社について
三井情報開発株式会社(MKI)は、1967年、三井物産株式会社の情報システム部門から分離独立し、設立されました。豊富なシステム開発、運用実績の積み重ねにより、お客様との信頼関係を築いており、技術戦略企画、コンサルティングからシステムの企画、開発、保守・運用、システム監査までの一貫した高付加価値サービスを提供するトータルソリューションサービスクリエーターです。
URL: http://www.mki.co.jp
■MKIネットワーク・ソリューションズ株式会社について
MKIネットワーク・ソリューションズ株式会社(MKInet)は、三井情報開発株式会社(MKI)と、三井物産セキュアディレション株式会社(MBSD)の共同出資によって、2005年12月に設立されました。
“Beyond iDC!” ~挑戦者として、創造者として、データセンターの価値を我々が変えていく~ をテーマに、高品質で付加価値の高いITマネジメントサービスを提供することによって、顧客のビジネスに貢献するデータセンターを目指しています。
URL: http://www.mki-net.co.jp