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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.12.Wed
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2007'07.08.Sun

仏アルカテル・ルーセント、ソフトバンクモバイルに高速モバイル・アクセス・ネットワークを提供

アルカテル・ルーセント、ソフトバンクモバイルに

3G UMTS/HSDPAソリューションを供給

屋内におけるモバイル・ブロードバンド・サービスの提供エリアを拡大


 (1月31日、パリ発)アルカテル・ルーセント(本社:フランス、CEO:パトリシア・ルーソー)は1月31日、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:孫 正義)に高速モバイル・アクセス・ネットワークを提供する契約を締結したことを発表しました。これにより、ソフトバンクモバイルは、屋内におけるモバイル・ブロードバンド・サービスの提供エリアと容量を拡大することができ、新しい市場機会を創造します。一方、アルカテル・ルーセントは、日本市場における地位を強化することができます。

 本契約により、アルカテル・ルーセントは、3G UMTS/HSDPAソリューションを供給し、このソリューションによりソフトバンクモバイルは既存携帯音声サービスの補完、ブロードバンド・サービスの強化を実現します。

 このUMTS/HSDPAソリューションは、屋内使用を目的として特別に設計されており、住居やオフィスビル内の加入者に、ビデオ会議、モバイルテレビ、高速モバイルインターネットアクセスなど、革新的な無線サービスを提供します。標準のセルより半径が小さくサービスエリアの狭い「ピコセル」を多量に設置することにより、各サービスエリアの信号強度を高め、現在より高いデータレートによる通信環境を実現できます。

 本ソリューションは、最近ノーテルネットワークスから買収したUMTS無線アクセスネットワークコンポーネントと、旧アルカテルおよび旧ルーセントが有していたそれぞれの無線ソリューションを補完的に組み合わせています。

 ソフトバンクモバイルに供給されるソリューションは、数々の利点を提供しますが、主な利点は以下の通りです:

 ・高価な屋内アンテナアレイを必要とせず、ユーザーのきわめて近くに設置された低出力のセルで高パフォーマンスを実現

 ・企業顧客向けに固定サービスと携帯電話サービスを融合したサービス実現の機会を提供

 長期的に、ソフトバンクモバイルは、オールIP化も視野に入れた、ピコセルベースの大規模屋内ネットワークの展開も検討しています。ソフトバンクモバイルは、運用コスト削減を目的としたIPへの移行に関し、アルカテル・ルーセントの実証済みの専門技術と能力を利用することができます。また、ソフトバンクモバイルは、屋内セルを設置するためにIPネットワークを利用することや、アンテナ塔のリース料金および運用諸経費の削減により、コスト効率の改善を実現できます。

 ソフトバンクモバイル、CTOの宮川氏は次のように述べています。
 「当社のユーザーは、革新的なアプリケーションを利用するため、自宅でもオフィスでも広いサービスエリアとより高いデータレートでのアクセスを求めています。本ソリューションによって、当社はこのニーズを満たすことができます。当社は、豊富な経験と革新的な無線ソリューションの提供における多くの実績を評価し、新たにアルカテル・ルーセントをパートナーとして加えました。」

 アルカテル・ルーセント、アジア太平洋地域担当プレジデント、フレデリック・ローズ(Frederic Rose)氏は次のように述べています。
 「アルカテル・ルーセントにとって、日本は重要な戦略市場です。ソフトバンクモバイルとの今回の契約は、当社のモバイルデータソリューションに対する高い評価を示すものであり、日本でのプレゼンス向上に向けた布石となるものです。また、業界をリードする固定/移動通信ソリューションや先端の技術革新を顧客に提供することが可能であるという、総合力を実証するものです。」


<屋内のサービスエリアについて>
 UMTS、特にHSDPAは、高いサービス品質(QoS)とデータスループットを実現するものです。しかし、屋内のサービスエリアに関しては、大きな問題が残されています。多くのアナリストによると、無線加入者のトラヒックの60~70%が屋内のサービスエリアから発生しており、その大部分がビジネスユーザーによるものです。低出力セルを多量に設置することにより、携帯電話事業者の収益を向上するだけでなく、既存のマクロセルに対する負荷の低減、ネットワークの輻輳が解消されます。それによりマクロセル容量拡大のニーズ減少により、無線アクセスネットワークの運用総コストを削減することができます。

<HSDPAについて>
 HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)規格は、3Gの発展に欠くことのできないデータ伝送速度や容量について、GSMがEDGEに発展したのと同様の革新をWCDMAやUMTSにもたらします。実証済みの3Gの従来方式では下り速度で約384kbps(3G規格では2Mbpsが限度)が上限でしたが、第1世代のHSDPAシステムでは14 Mbps(理論上)まで向上させることが可能になります。これにより通信事業者は、多くの高データレートユーザを1つの無線帯域でサポートし、データを必要としている加入者が革新的なサービスおよび既存のマルチメディアサービスによる最高の体験を得られるようにします。


<ソフトバンクについて>
 ソフトバンクグループは、純粋持株会社であるソフトバンク株式会社のもと、ブロードバンドインフラ事業を担うソフトバンクBB、固定通信事業を担うソフトバンクテレコム、移動体通信事業を担うソフトバンクモバイルの3社を中心に、インターネットカルチャー事業、テクノロジーサービス事業、イーコマース事業など、インターネットに関連する様々な事業を行う企業グループです。


<アルカテル・ルーセントについて>
 アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は、2006年12月に、仏アルカテルと米ルーセント・テクノロジーが合併し誕生したグローバルな通信ソリューションプロバイダーです。全世界の通信事業者、一般企業、政府機関などに対し、音声、ビデオ、データ通信サービスを実現するエンド・ツー・エンドの通信ソリューションを提供しています。固定/移動および統合ブロードバンドネットワークの構築をはじめ、IP技術、アプリケーション、サービスなどの各分野で世界をリードしており、家庭内、オフィス内、移動中を問わず高度な通信サービスを実現します。
 本社をパリに置き、世界130ヶ国以上でビジネスを展開しています。従業員は79,000名、豊富なノウハウを持つグローバルサービス部門と、業界最大規模の研究開発、技術革新部門を有しています。連結総売上高は、両社合わせて186億ユーロ(2005年度)。URL:http://www.alcatel-lucent.com/


<日本アルカテル・ルーセントについて>
 日本においても、2006年12月1日より日本アルカテル・ルーセント(代表者:藤田 聰)として、アルカテル・ルーセントの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。


■本件に関する読者からのお問い合わせ先:
 日本アルカテル・ルーセント
 TEL:03-5715-6300 FAX:03-5715-6333
 E-mail:info@alcatel-lucent.jp

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