日本テクトロニクス、ビデオ制作などで最適なモニタリングを実現する波形ラスタライザーを発売
日本テクトロニクス、新製品「WVR7000型HD波形ラスタライザ」を発表
~ビデオ/オーディオ・モニタリングの基本機能を低価格で実現~
日本テクトロニクス株式会社(取締役社長 鈴木 有國 TEL 03-6714-3111)は、波形ラスタライザのベーシック・モデル「WVR7000型HD波形ラスタライザ」の販売を開始します。WVR7000型は、基本的なビデオ/オーディオ信号のモニタリング・アプリケーションに必要な機能を低価格で実現、これまでの高度な測定オプションに対応可能なWVR7100型とWVR6100型(SD用)の波形ラスタライザ・シリーズの製品ラインアップを強化します。
WVR7000型は、ビデオ・コンテンツの制作や編集に最適なモニタリング環境を実現可能な波形ラスタライザです。テクトロニクスの優れたラスタライズ技術により、外部XGAディスプレイに高品質な波形、ベクトル、ピクチャなどを表示します。標準でHD-SDI信号に対応し、SD-SDI信号やコンポジット・アナログ・ビデオ信号のモニタリング機能をオプションで搭載することができます。オーディオ・オプションは、デジタル・オーディオ(エンベデッド、AES/EBUフォーマット)とアナログ・オーディオ機能が選択可能です。購入後もアップグレード・キットを使用して機能の追加ができます。
■ WVR7000型の特長
-柔軟性の高い4画面タイル表示を実現するFlexVu(R)機能により、作業に最適なモニタリング画面の組合せを自由に選ぶことができます。
-WVR7100型/WVR6100型が持つ、基本的な波形/ベクトル/ピクチャ・モニタの機能、タイミング測定機能、豊富なアラーム検出機能、ステータス表示機能、エラー・ロギング機能などを標準で装備します。
-テクトロニクス独自のガマット表示機能により、ガマット・エラーを効率的に確認することができます。
-パッシブ・ループスルーの採用により、信号パスの任意の箇所でモニタリングが行えます。また、非動作時でも信号をスルー・アウトします。
-オプションのリモート・フロント・パネルを使用すると、最大約30m離れた場所からWVR7000型の表示画面の確認や制御が可能です。
-Webインタフェース、グランド・クロージャ、SNMPなどでリモート・アクセスやリモート・コントロールが行えます。
■ 販売価格
WVR7000型HD波形ラスタライザ ¥ 896,000(税抜き)
<オプション>
SD-SDI入力付 ¥ 448,000(税抜き)
コンポジット入力付 ¥ 188,000(税抜き)
デジタル・オーディオ付 ¥ 256,000(税抜き)
デジタル&アナログ・オーディオ付 ¥ 384,000(税抜き)
■ 出荷開始
2007年2月予定
【 テクトロニクスについて 】
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。60年にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、並びに管理をより良く行えるよう支援しています。
米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界19か国で事業を展開しています。詳しくは、 www.tektronix.com をご覧ください。
日本テクトロニクスは、米テクトロニクスの100%出資の日本法人です。詳しくは、 www.tektronix.co.jp をご覧ください。
*TektronixおよびテクトロニクスはTektronix, Inc.の登録商標です。
*本プレスリリースに記載されているその他すべての商標名は、各社のサービスマーク、商標、登録商標です。
※参考画像は添付資料を参照