ゴールドウイン、「SCOTT」ブランドからフレーム重量790gの軽量ロードバイクを発売
2007年 SPRING&SUMMER スポーツバイク新製品
世界最軽量!フレーム重量790g、完成車重量5.9kg
SCOTTより、ロードバイク「ADDICT LIMITED」デビュー!
「スポーツのある豊かな暮らしを築き上げること」を理念とする株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部・コード番号8111)アクティブ事業部では「SCOTT(スコット)」ブランドより、フレーム重量790gという世界最軽量のロードバイク(自転車)を、3月1日から輸入・発売いたします。
スポーツバイクマーケットにおいて、ここ数年ロードバイクとMTBの構成比は半々という状況が続いてきましたが、2006年シーズンはMTBが若干人口減の傾向は見られるものの、ロードバイクの需要が大きく伸びて全体の自転車愛好者が増えた年だと認識しています。特に入門者向けのロードバイクを始め、クロスバイクやシティバイクと呼ばれる街乗りロードバイクの需要が目立ちました。同様に、屋外イベントにおいても「MT.富士ヒルクライム」や「乗鞍ヒルクライム」のようなロードバイクイベントの盛況が目立ち、2006年10月の「ジャパンカップ」もおおいに盛り上がりました。
団塊世代による健康志向・旅志向の高まりを含め、2007年春夏シーズンはさらにこの傾向が強まると予想され、手軽に楽しめるスポーツロードバイクの供給を通じて、さらなる自転車文化の発展に寄与していきたいと考えています。
自転車先進国ヨーロッパで絶大なる人気を博す「スコット」。
2シーズン目を迎えたゴールドウイン「スコット」のバイク事業も本格的に全国展開を始めました。是非ご注目ください。
世界最軽量ロードバイク「ADDICT Limited(アディクト・リミテッド)」デビュー!
最先端技術の※IMP(Integrated Carbon Molded Process・カーボンの一体成型)テクノロジーによって、20%の剛性を高めながらこれまでの軽量記録をさらに更新する超軽量ロードバイク「ADDIC(アディクト)」シリーズがデビューします。
中でもADDICT Limited(アディクト・リミテッド)はフレーム重量790g、完成車重量5.9kgを誇ります。
このバイクは世界のロードレースシーンで活躍するプロツールチーム/サウニエル・デュバルに供給されています。
◆SCOTT ADDICT LIMITED(スコット アディクト・リミテッド)(添付写真)
品 番:SB205280 ¥1,470,000-(税込)
なお、これ以外にもIMPテクノロジーを踏襲したSCOTT ADDICTシリーズ3品番がございます。
SCOTT ADDICT R1(スコット アディクト R1) 品番:SB205282 ¥924,000-(税込) 重量:6.3kg
SCOTT ADDICT R2(スコット アディクト R2) 品番:SB205284 ¥714,000-(税込) 重量:6.4kg
SCOTT ADDICT R3(スコット アディクト R3) 品番:SB205285 ¥735,000-(税込) 重量:6.3kg
※IMP(Integrated Carbon Molded Processカーボンの一体成型について
従来は、自転車フレームのパーツ一本一本を、溶接によって接着していました。このIMP(カーボンの一体成型)テクノロジーにより、ヘッドチューブ付近に使われる材料を11%削減することに成功し、さらにハイモジュールのコンポジットファイバーに加え、新開発のHMXと呼ばれるコンポジットファイバーを使用することにより20%の剛性アップにも成功しています。
《SCOTT ADDICT・商品性能詳細》
◆完成車重量5.9kg
スコット アディクト・リミテッドは、現在市場に存在するロードバイクフレームの中で最軽量、その重量はわずか790gです。また新開発のIMPフォークはその重量はわずか330g。これらの軽量性によって、カンパニョーロ・レコード2007モデル仕様の完成車重量は5.9kg(540mmサイズ)に仕上がっています。
◆IMP(インテグレーテッド・モールディング・プロセス=Integrated Molding Process)
スコットは、CR1に採用されたテクノロジー“ウェルド-グリュード製法”をさらに進化させ、“IMP(インテグレーテッド・モールディング・プロセス=Integrated Molding Process カーボンの一体成型)”を開発しました。
このIMP製法によってヘッドチューブ付近に使われる材料を11%削減することに成功し、さらにHMFと呼ばれるハイモジュールのコンポジットファイバーに加え、新開発のHMXと呼ばれるコンポジットファイバーを使用することにより剛性アップにも成功しています。まさに最先端のカーボンテクノロジーがアディクトには搭載されています。
◆SCDS(スコット・カーボン・ドロップアウト・システム=Scott Carbon Dropout Sysrtem)
アディクトでは、フレームと一体型のカーボン製リアエンドが採用されています。
SCDS(スコット・カーボン・ドロップアウト・システム=Scott Carbon Dropout Sysrtem)は大幅な軽量化に貢献するだけでなく、強度面においてもその信頼性はアルミニウム製のドロップアウトエンドよりも高いことがテストによって証明されています。
◆HMXコンポジットファイバー
これまでハイエンドバイクだけに採用されてきたHMFコンポジットファイバーに加え、新しく開発されたHMXコンポジットファイバーを採用。このより高弾性な素材をフレーム各部分に使用したことにより、フレームの剛性は約20%以上もアップしています。
◆CR1カーボンテクノロジー
アディクトでは新開発のIMP製法に加えて、CR1で培われたテクノロジー(ウェルド-グリュード製法)も併用しています。
この製法によってフレームの後三角を強靭に組み上げ、抜群の信頼性を確保しています。
アディクトは、現在考え得る最高のテクノロジーを満載した適材適所のフレームです。
◆カーボンケーブルストッパー
アディクトではフルカーボン製のケーブルストッパーを採用しています。
◆カーボンFディレイラー台座
フロントディレイラーの取り付け台座にもカーボンを採用。もちろんスコットの厳しい強度基準をクリアしています。
◆アディクトカーボンフォーク
アディクトのフルカーボンフォークには新開発のIMP(インテグレーテッド・モールディング・プロセス)製法を採用しています。重量こそ330gとCR1フォークと同等ですが、剛性はアップしています。
コラムおよびエンドもフルカーボンの一体成型です。
【 SCOTTブランドヒストリー 】
SCOTTは1958年米国アイダホ州サンバレーに住む「エド・スコット」によって創設されました。
スキーレーサーであり才能ある技術者でもあったスコットは、竹製ポールと鉄製ポールしかなかった当時、世界ではじめてテーパー・アルミ製のスキーポールを開発しました。この革命的な発明により、SCOTTブランドはスキーマーケットにおけるテクニカルリーダーとしてその確固たる地位を確立しました。
1970年には世界で初めての「モトクロス専用ゴーグル」を開発し、モトクロス市場に本格参入、1986年にはマウンテンバイクを発表するとともに、「スコットバー」としてリリースしたエアロハンドルをグレッグ・レモン選手が使用して「ツール・ド・フランス」に優勝するなど、バイクマーケットにおいても飛躍的な進出を果たしてきました。
(株)ゴールドウインは、1990年からSCOTTのスキーポール、ゴーグル、スキーウエアなどのウインター事業を展開してまいりましたが、2005年秋より、バイク関連商品においても独占して輸入・販売を開始いたしました。
※SCOTT SPORTS SA(本社:スイス/フライボーグ、代表取締役社長:ビアット・ゾーグ)
株式会社ゴールドウイン
【一般ユーザー】 アクティブスタイル事業本部スコットチーム TEL.03-3481-7231