新日本石油、英国北海の新規探鉱鉱区の公開入札で6つの探鉱鉱区を取得
英国北海における新規探鉱鉱区の取得について
当社(社長:西尾進路)の石油開発部門である新日本石油開発株式会社(社長:大森輝夫、当社100%出資会社)は、2006年6月に英国政府が実施した北海の新規探鉱鉱区に関する公開入札において、6つの探鉱鉱区を取得しましたので、お知らせいたします。
6つの探鉱鉱区のうち、英国北海の中部地域に位置する4鉱区(鉱区名:15/23c・15/24a・15/28a・15/29e)は、当社が英領北海では日本企業として初めてとなるオペレーター(操業管理会社)を担い、米国およびカナダの石油開発会社と共同で取得したものです。他の2鉱区(鉱区名:30/3b ・22/25c)については、欧州の石油開発会社と共同で取得いたしました。
15/23c・15/24a・15/28a・15/29e 鉱区はブリタニアガス田に隣接し、また、30/3b 鉱区は、当社グループが権益を保有するブレイン油田、マグナス油田に隣接しています。22/25c 鉱区は、BP 社・シェル社が共同で、周辺の油ガス田を統合して効率的に開発していることで知られるETAP(The Eastern Trough Area Project)の中心部に位置しており、いずれの鉱区も今後の探鉱作業により新たな油・ガス田の発見が期待されております。
当社グループは、生産中の油・ガス田が多く、事業機会の豊富な英国北海を上流部門における重点地域の一つと位置付けております。今後、同地域でも、マレーシア、ベトナム、リビア、米国メキシコ湾と同様に、オペレーターとしての役割を担いながら、探鉱や資産買収により、事業をさらに拡充し、積極的に事業を展開してまいります。
以 上
別添:新規取得鉱区の位置
新規取得鉱区の権益保有会社