三井住友カードとモンテローザ、中国人ビジネス・観光客向けの決済サービスを提供
「白木屋」「笑笑」等で、中国人ビジネス・観光客向けの決済サービスを開始!
~大手居酒屋チェーン店で初めて「銀聯(ぎんれん)カード」での決済が始まります。~
株式会社モンテローザ(本社:東京都武蔵野市、社長:大神輝博)と三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、社長:月原紘一)は提携し、2007年2月10日(土)より、「中国からのビジネス・観光客向け決済サービス(ぎんれん銀聯)」を、首都圏の「白木屋」「笑笑」「魚民」などモンテローザが運営する居酒屋・飲食店35店舗にて開始いたします。
大手居酒屋チェーン店における銀聯決済サービスの取り扱いは、全国で初めてです。
三井住友カードは、2005年12月に日本で唯一のパートナーとして中国銀聯(China UnionPay Co.,Ltd)と提携し、中国の銀行が発行する銀聯ブランドが付与されたキャッシュカード(以下、銀聯カード)の日本国内での決済サービスを取り扱っています。
銀聯カードは、既に中国国内で約10億枚発行されており、ほとんどの中国人が所持しています。三井住友カードでは、中国人が普段から利用している銀聯カードを使って日本国内でのショッピング・観光を楽しんでいただくために、空港の免税店や宿泊施設、百貨店、家電量販店など、銀聯カード取扱加盟店の開拓を推進してまいりました。さらに今回、モンテローザの居酒屋・飲食店へ導入を拡大することで、特に中国人観光客が増える「春節」(*1)での更なる利用増加を図ります。
(*1)…中国における旧正月(今年は2月18日)で、大型連休となる。
モンテローザでは、近年、特にホテルなどの宿泊施設近辺にある店舗での中国人ビジネスマンを中心とした中国人利用客が増加しています。また、中国から日本に訪れる旅行者は、2005年は65万人で、2~3年後には100万人に及ぶといわれておりますが、今般、モンテローザでは中国人ビジネス・観光客が多く集まる首都圏の店舗(*2)を中心に「銀聯カード」での決済サービスを導入することで、更なる集客アップを図ります。
(*2)…「白木屋/居楽屋白木屋」「笑笑」「魚民」「千年の宴」「月の宴」「焼蔵」「めちゃんこ」の計35店舗。
三井住友カードは、今回のモンテローザへの導入を契機とし、今後も様々な業種へ本サービスを拡大することで、中国からの旅行客にショッピングや観光を楽しんでいいただける環境を整備し、日本への中国人観光客誘致活動をサポートしてまいります。
以上
中国銀聯は2002年に中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり政府主導で設立された、中国での銀行間決済ネットワーク運営会社です。中国を中心に香港、マカオなどの金融機関180行以上が銀聯ネットワークに参加し、中国国内で発行されているほぼ全てのキャッシュカードに銀聯ブランドが付与されており、約10億枚発行されております。海外の銀行・カード会社とも積極的な提携を行い中国国外での銀聯カードの利用拡大を図っており、2004年5月の香港での利用開始を皮切りにマカオ、韓国、シンガポール、タイと利用可能国を拡大しております。2005年12月には米国、ドイツ、フランス、日本においては三井住友カードとの業務提携により大手家電量販店、百貨店、ホテル・旅館でも利用されています。