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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.11.Tue
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2007'07.09.Mon

インプレスR&D、「国内レンタルサーバー事業」に関する調査結果を発表

レンタルサーバーサービス選定で重視するのは「費用が安価」64%
~顧客満足度は「満足している」が昨年度42%から60%へ上昇~


 インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)のシンクタンク部門であるインターネット生活研究所は、国内のレンタルサーバー事業について、サービス内容の現状調査と利用者のアンケート調査を行いました。

 本調査は、レンタルサーバー事業者に対する調査と、レンタルサーバーの利用者に対する調査の2つからなっています。事業者調査は、2006年12月に、国内のレンタルサーバー事業者280社(1,733サービス)に対して、ウェブを使った調査を行いました。また、レンタルサーバーの利用者へのアンケート調査は、ウェブ調査で、個人および会社でレンタルサーバーを利用している2,050サンプルに対して行いました。

■レンタルサーバーの利用者調査結果からのハイライト
 レンタルサーバーの利用者のアンケート調査では、レンタルサーバー選定で重要視する点として、「費用が安価であること」が64%、「ディスク容量が十分にあること」が31%と大きな割合を占めています。また、利用しているレンタルサーバーで満足している点を見ると、「費用が安価であること」が68%、「ディスク容量が十分にあること」が39%となっており、利用者は概ね現状のサービスに満足していると考えられます。このことは、利用しているレンタルサーバーの満足度でも裏づけられます。利用しているレンタルサーバーの満足度を見ると、昨年度調査と比較して「満足している」が42%から60%へと大きく上昇している一方、不満足の割合は2.4ポイント低下しています。

 * 関連資料「別紙1」 参照
  資料1 利用しているレンタルサーバー選定で重要視した点
  資料2 利用しているレンタルサーバーに満足している点
  資料3 利用しているレンタルサーバーの満足度時系列変化

(レンタルサーバーの利用者調査の概要)
 調査対象   NTTレゾナント社のgooリサーチコンシューマーモニター
 調査地域   日本全国
 調査手法   NTTレゾナント社のgooリサーチを利用したWebアンケート調査
 サンプリング 個人および会社でレンタルサーバーを利用しているモニターを無作為抽出、二段階調査
 有効回答数  2,050
 調査期間   2006年12月13日~12月19日

■レンタルサーバー事業者調査結果からのハイライト
 レンタルサーバー事業者調査を見ると価格については、参入企業が増えているにも関わらず、サービスと価格のバランスに大きな変動は見られません。月額料金は、共用で5,250円未満が63%を占めており、10,500円未満まで含めると8割以上が入り、小規模なビジネスでも利用しやすい価格帯で提供されています。2005年5月の調査では、5,250円未満の占める割合が59%だったことから、低価格化が進んでいます。専用サーバーの場合は、10万5,000円以上は20%を割っており、52,500円~10万5,000円の価格帯が3分の1を超えています。また、ハードディスク容量を見ると、専用サーバーの場合は、昨年度調査と比較して、「100GB未満」のシェアが、33%から45%へ、「200GB未満」のシェアが15%から25%と伸びています。ディスク容量の増加などのサービスの向上に対して、価格は一定の幅に落ち着いてきていると考えられます。
 また、Movable TypeやXOOPSといったCMSや、スパム対策などのセキュリティサービスなど、利用できるサービスの選択肢が増えています。その一方で、こうしたサービスは、無料で利用できるようになっており、結果的にコストパフォーマンスはあがっているといえます。

 * 関連資料「別紙2」 参照
  資料4 専用サーバーHDD容量推移
  資料5 専用サーバー月額費用推計

 こうしたことから、ユーザーの意向から判断すると、レンタルサーバー事業者は、ユーザーのニーズに応えたサービスを提供しているということができます。ただ、逆に言うと、サービスの差別化が難しくなっており、ユーザーの乗り換え意向も、「検討していない」が66%と高くはありません。今後は、セキュリティの強化などのサービスや、ブランディングの強化などが課題と見られます。

 本調査の結果は、『レンタルサーバー事業者調査報告書2007』としてまとめ、2007年1月29日より販売いたしました。本調査報告書では、レンタルサーバー事業者を、サービス内容に応じて、専用サーバー、共用サーバー、仮想専用サーバーに分類し、さらに価格帯、ハードウェア仕様、ネットワーク仕様、運用体制、セキュリティ関連サービス、アクセスログ解析機能、ショッピングカートや決済代行などの付加サービスを詳細に分析、前年度データを使った時系列の分析も行っています。さらに、調査対象企業一覧とそのサービス内容も掲載しています。レンタルサーバー業界の需要や傾向はもちろん、提供事業間のサービス競合研究などに最適です。

 詳細は、下記URLにてご確認ください。
  『レンタルサーバー事業者調査報告書2007』
  http://www.impressRD.jp/iil/rsreport07


■製品概要
 * 関連資料 参照


【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
 株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役:井芹昌信)は、ウェブビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、IPv6関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。

【インプレスグループ】 http://impress.jp/
 株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本慶一郎、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

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