三井物産、フィリピンのニッケル製錬事業会社の第2工場プロジェクトに参画
フィリピン コーラル・ベイ・ニッケル社 第2工場プロジェクトへの参画
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:槍田 松瑩)は、既に18%出資参画しているニッケル製錬事業会社コーラル・ベイ・ニッケル社(所在地:フィリピン国パワラン島、設立:2002年4月、以下「CBNC」)の第2工場新設プロジェクトへの追加出資参画を決定しました。新設第2工場の投資総額(約285百万米ドル)に対し、当社は現行出資比率と同率の18%(約51.3百万米ドル)を負担致します。
CBNC第1工場は、2005年4月から商業生産を開始し、順調に生産を続けています。当該状況下、CBNCの最大株主である住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:福島孝一)は、既存第1工場に併設する形で、同規模の第2工場を新設することを2006年3月に発表しており、これに当社が追加出資参画することが今般、住友金属鉱山株式会社と合意に至ったものです。
第2工場は、既存第1工場同様、HPAL(High Pressure Acid Leach 高圧硫酸浸出)法という(これまでニッケルの回収が困難であった)低品位のニッケル酸化鉱からニッケルやコバルトを回収する製錬技術が特長で、当社資源ポートフォリオ戦略においても、貴重なニッケル資源の更なる拡大に寄与するものと考えています。
CBNC第2工場建設概要
※添付資料を参照
CBNCの概要
※添付資料を参照
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。