三井物産など、英ファッションブランド「ELEY KISHIMOTO」のグローバルライセンス事業を開始
三井物産が「ELEY KISHIMOTO」ブランドのグローバルライセンス事業開始
三井物産株式会社(本社:東京、代表取締役社長:槍田松瑩 以下三井物産)は、有限会社マッハゴーゴー(本社:東京 代表取締役社長:長谷川正博 以下マッハゴーゴー)との2社共同出資で英国ファッションブランド「ELEY KISHIMOTO」(イーリー キシモト)の商標保有管理会社である「株式会社イーリーキシモトホールディングス」(本社:東京、代表取締役社長:長谷川正博)を設立し、「ELEY KISHIMOTO」ブランドのライフスタイル全般に亘るグローバルライセンス展開事業を開始致します。当初資本構成は三井物産85%、マッハゴーゴー15%ですが、設立後間もなく英国 ELEY KISHIMOTO APPAREL LIMITED(本社:英国ロンドン、社長:Mark Eley/岸本若子 以下EKA)が参画し、EKA45%、三井物産40%、マッハゴーゴー15%になる予定です。
「ELEY KISHIMOTO」は1992年にMark Eley/岸本若子夫妻がロンドンにて創業したブランドです。創業当初はファブリックデザインを中心とした活動によりクリエイターとしての地位を築き、著名デザイナー達との取り組みを通じ高い評価を受けてきました。1995年より「ELEY KISHIMOTO」としてレディスウェアのオリジナルコレクションをデビューさせ、2001年秋冬シーズンからはロンドンコレクションにて作品を発表し、現在世界各国主要都市の大手百貨店及び有名専門店にて販売されています。日本では2001年春夏シーズンよりマッハゴーゴーを通じ全国有力専門店を中心に販売してきました。
本ブランドの最大の魅力はテキスタイルデザインにあり、その多彩なプリントが持つパワーと卓越したクリエイティビティはファッションアイテムのみならず、雑貨、家具、カー・デザインに至る多様な領域での展開が可能で、これまでも世界の様々な著名企業と多岐に亘るデザインコラボレーションを実現してきました。デビューから12年を経てブランドとしての創造性が成熟した今、更なるステップを歩み出すべく今回のグローバルプロジェクトへと発展しました。3社の役割としては、EKAがデザイン及びクリエーション全般、マッハゴーゴーが本プロジェクトのプレス業務及び開発サポート、三井物産が本プロジェクトの総合プロデュース及びライセンスを核とした事業開発となります。
今後、三井物産が「ELEY KISHIMOTO」ブランドのグローバルマスターライセンシーとして各商品分野の有力パートナーと共に順次アイテムの拡充を図り、3年後に小売上代ベース50億円規模の展開を目指します。また建築や商業施設、航空機などの分野でも更にプロデュースの幅を広げていきます。アパレルアイテムのサブライセンス展開が中心であった従来モデルとは違った、新しいタイプのブランドビジネスモデルで「ELEY KISHIMOTO」をトータルライフスタイルブランドへと昇華させていきます。
尚、「ELEY KISHIMOTO」コレクションライン(レディスウェア)に関しては従来通り欧米市場へはEKAが、また日本を含むアジア市場をマッハゴーゴーがそれぞれディストリビューションを行います。
(※ 各社概要は関連資料を参照してください。)
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。