東京ドーム、モルガン・スタンレー証券とゴルフ・リゾート事業譲渡で基本合意
ゴルフ・リゾート事業譲渡に関する基本合意のお知らせ
当社は、本日開催の取締役会で、モルガン・スタンレー証券株式会社との間で、当社グループが営むゴルフ・リゾート事業譲渡に関する基本合意書を締結することを決議し、同日、基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.事業譲渡の理由
当社は、平成18年9月28日に東京証券取引所において「今後の経営施策及び財務計画」を発表いたしました。そのなかで、グループ事業再編に向けた抜本策を実施する旨を記載しておりましたが、今般、ゴルフ・リゾートを中心とする減損対象事業をモルガン・スタンレー・グループが運営する不動産ファンドに譲渡することにより、所期の目的並びに当該事業の将来的な発展が期待できるものと判断しました。
2.譲渡対象の事業
(1)札幌後楽園カントリークラブ(北海道北広島市)
(2)舞子後楽園スキー場&ホテル(新潟県南魚沼市)
(3)馬頭後楽園ゴルフコース&ホテル(栃木県那珂川町)
(4)水戸後楽園カントリークラブ(茨城県城里町)
(5)市原後楽園ゴルフ&スポーツ(千葉県市原市)
(6)城島後楽園ゆうえんち/ホテル/カントリークラブ(大分県別府市)
3.譲渡の日程
平成19年4月下旬ゴルフ・リゾート事業譲渡契約の締結(予定)
平成19年5月31日ゴルフ・リゾート事業引渡し期日(予定)
4.事業譲渡による損失見込み
当該ゴルフ・リゾート事業に関しましては、平成19年1月期(中間)決算におきまして減損損失を計上したことにより簿価を切り下げているため、追加の損失は発生いたしません。
5.その他の基本合意事項
(1)当面の間、上記6事業は現在の名称にて営業を継続します。
(2)札幌後楽園カントリークラブ並びに城島後楽園カントリークラブにおけるメンバーシップ制を解消します。
(3)城島後楽園ゆうえんちに関する業務提携をおこないます。
(備考)モルガン・スタンレー・グループによる今後のビジネス・プランについて
ゴルフ・リゾート事業の運営会社は、モルガン・スタンレー・グループのレジャー関連事業会社である(株)セントレジャー・マネジメントと業務提携し、同社の運営するゴルフ場その他の施設と包括的な営業活動をおこなうとともに、モルガン・スタンレー不動産ファンドの運営する他のレジャー施設とも連携して、より魅力のある事業展開をおこないます。さらに大規模修繕や設備投資により施設のイメージアップを図ることにより、今後の集客増とさらなる成長を目指します。
以上