富士バイオメディックス、伊藤忠商事と調剤薬局・健康食品事業で業務提携
伊藤忠商事株式会社との業務提携に関するお知らせ
本日、伊藤忠商事株式会社(以下、「伊藤忠商事」と略す)と調剤薬局事業および健康食品事業における業務提携に関する基本覚書を締結しましたのでお知らせいたします。
記
1.提携の背景
伊藤忠商事は、中期経営計画「Fronteer-2006」において、従来からの強みである消費者ビジネスの一層の強化と「ライフ&ヒューマンケア」分野への事業創出に経営資源を投入しております。
一方、当社は、医薬品や健康食品の開発に関して、非臨床試験から臨床試験(第I相~第III相および製造販売後)、更には医薬品販売(調剤薬局51 店舗)を組み入れた、総合的な医薬品等開発支援企業であり、第二のコアビジネスとして、子会社である森谷健康食品株式会社を通じた健康食品の販売等、アンチエイジング事業を展開しております。今後は、両事業を融合させ、医学的根拠をもって、病気の方から健常人まで全ての人を対象とした「総合的ヘルスケアサポート」を行うことを目指してまいります。
今回の業務提携は、両者の中期的戦略において両者が保有しているリソース、ノウハウ、ネットワーク、ブランド力等が極めて相互補完的であるとの認識のもと、パートナーシップ強化による共同取組案件の推進と新たなる企業価値の向上が可能であると判断し、実現したものです。
2.業務提携の内容
伊藤忠グループの事業ポートフォリオおよび国内外のネットワークと、当社の調剤薬局経営に関するノウハウ・人材・ネットワーク、当社子会社である森谷健康食品株式会社の百貨店販売チャネル(全国61 店舗)・ブランド力を組み合わせることで、当社の既存事業の更なる拡張と新たな事業領域の創造という2 つの分野で今後、共同取組を推進してまいります。
共同取組の具体的なテーマとしては、調剤薬局分野における新業態開発、健康食品のプライベートブランド商品や百貨店における新たな店舗展開の企画・開発への支援を受けるなど、「総合的ヘルスケアサポート」の実現に向けた幅広い検討を行ってまいります。
また、物流体制の再構築などによるコスト削減についても、継続して協議を進めます。
3.今後の展望
調剤薬局事業に関しては、伊藤忠商事との提携に加え、医薬品等開発支援事業とのコラボレーション、マツモト株式会社の子会社化等により、早期に出店数100 店舗を達成し、さらには業界トップを目指す体制を整えてまいります。
健康食品事業に関しては、当社子会社であり全国61 店舗の百貨店販売チャネルをもつ森谷健康食品株式会社において、健康食品の企画・開発・販売、百貨店におけるフロア展開やプロモ-ションの企画・開発に、業界トップを目指してまいります。
尚、今般の伊藤忠商事との業務提携は、調剤薬局事業における新業態開発も視野に入れており、当社の調剤薬局事業の飛躍的な成長に.がるものと位置づけております。
4.伊藤忠商事株式会社の概要
(1)名 称 伊藤忠商事株式会社
(2)主な事業内容 総合商社
(3)設立年月日 1949年12月1日
(4)本社所在地 大阪市中央区久太郎町4-1-3
(5)代表者 小林 栄三
(6)資本の額 202,241百万円
(7)従業員数 45,681名(連結)
(8)発行済株式数 1,582,966千株
(9)売上高 10,473,885百万円(連結)
5.当社との関係
なし
6.今後の見通し
業績への影響につきましては、確定した時点で適時開示する予定であります。
以 上