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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.05.Wed
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2007'08.11.Sat

アジレント、エントリレベル・スペクトラムアナライザー「Agilent CSAシリーズ」を機能拡張

アジレント・テクノロジーが、エントリレベル・スペクトラムアナライザ「Agilent CSAシリーズ」の機能を拡張
 
新オプションで「AM/FM復調」「音声復調」にも対応


 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、ハイエンド機種並みのTOI(3次相互変調歪)性能、ノイズフロア、ダイナミックレンジを実現したエントリレベルのスペクトラムアナライザ「Agilent CSAシリーズ スペクトラムアナライザ」向けに、新オプションの提供と、ファームウェアの改善により、機能拡張を図ることを発表します。新オプションならびに新ファームウェアの提供開始は3月15日を予定しています。 

 スペクトラムアナライザは、周波数ごとの電気信号の強さ(振幅 対 周波数)を見ることができる測定器です。各種電気機器の開発から製造まで、幅広く利用されています。 

 当社では2005年10月に3GHz帯で100万円を切るエントリレベルのスペクトラムアナライザ「Agilent CSAシリーズ」を市場に投入し、汎用エレクトロニクス機器の開発、小電力データ通信機器製造、教育機関、保守・メンテナンスなどのお客様のニーズに応えてきました。今回、お客様からの声を製品に反映し、表示速度を2~3倍にしたり、チャンネルパワー機能、VBW(ビデオ帯域幅)機能、掃引時間可変などの機能に対応させたりするなどの機能改善を行ないました。これらの改善は、無償のファームウェアアップデートにより実現しています。

 ファームウェアの無償アップグレードに加えて、新オプション「AM/FM復調機能」「音声復調機能」の販売を本日より開始します。AM復調機能では、AM変調度、AMレート、歪み、SINAD(*1)などのパラメータを簡単に測定できます。FM復調機能では、FM偏差、FMレート、歪み、SINAD(*1)などのパラメータを簡単に測定できます。AM/FMどちらの場合も、復調信号のスペクトラム表示や時間波形の表示が可能です。 
 また、AM/FMの音声復調機能オプションも提供します。この機能は、マーカを任意のFM波、AM波に合わせるだけで、簡単に音声をスピーカやヘッドフォンから聞くことができる機能です。

 近年、さまざまな家電等にも無線機能が搭載されるようになっていることから、これらを測定するスペクトラムアナライザにも低価格化が求められています。当社では、「Agilent CSAシリーズ」などを提供することでこれらのニーズに応えています。また、お客様のニーズにあわせた機能拡張も行なっていきます。
 

【参考】Agilent CSAシリーズについて
 「Agilent CSAシリーズ」は、3GHzモデルで約95万円からという低価格を実現しています。この低価格を実現しながら、このクラス最高の+18dBmのTOI(3次相互変調歪)性能、-146dBmのノイズフロア、そして-97dBcのダイナミックレンジなど、ハイエンドモデル並みの性能を達成しています。 
 また、従来は最上位機種の「Agilent PSAシリーズ」のみで使用していたディジタルIF技術を採用しています。通常の1-3ステップではなく、1%単位でRBWの調整が可能なため、掃引速度を犠牲にすることなく最適な感度やダイナミックレンジを得ることができます。
 さらに、「Autotune」「Autorange」「Autoscale」など、従来、ユーザが自分で行なう必要のあった測定最適化を自動的に行なう機能を搭載しました。スペクトラムアナライザは構造上、無線受信機であるため、高確度の測定を行なうためにはユーザが正しい設定を行なう必要がありました。「Agilent CSAシリーズ」では、これらの設定を自動化することによって、ユーザの使い勝手を高めています。また、10/100 Base-T LANによる高速なデータ転送、USBメモリを使ったデータ保存も簡単に行なうことができます。

◆販売方針
*目標市場:
 (1)汎用開発用途、(2)小電力データ通信機器、特定小電力通信機器製造、(3)大学・高等専門学校などの教育機関、(4)一部の保守・メンテナンス用途 
*販売価格: 
  ファームウェアのアップデートは無償
  N8996Aオプション1FP AM/FM復調機能   114,175円 
  N1996AオプションAFM 音声復調機能オプション  91,578円 
 ※この他に、「Agilent CSAシリーズ スペクトラムアナライザ」の本体が必要となります(3GHzモデルで約95万円から)。
*販売開始日:
  本日 
*出荷開始日:
  2007年3月15日予定 

(*1)SINAD(SIgnal to Noise And Distortion):(信号+雑音+歪み)と(雑音+歪み)の比。


アジレント・テクノロジーについて 
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2006年度、50億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。 
 http://www.agilent.co.jp

< お客様からのお問い合わせ先 >
 計測お客様窓口  電話:0120-421-345 
 

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