ゼンテック、4月から札幌市に開発拠点「北海道技術開発センター」を開設
ゼンテック、技術開発センターを札幌に開設
-地方開発拠点の強化を推進-
株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷省三、以下、ゼンテック)は、デジタル化の進展や融合市場創出に伴う更なる需要拡大に対応するため、インドでの共同開発拠点設立など効率的な技術・商品開発力強化戦略を推進しておりますが、今般、国内の地方開発拠点として2007年4月1日より北海道技術開発センター(所在地:北海道札幌市北区北7条西1丁目1番地5 丸増ビル)を開設いたします。
当社は北海道技術開発センターの開設により、優秀なU・Iターン・エンジニアなど経験豊富な組込みエンジニアを積極的に確保するとともに、地方への雇用機会提供と地域振興にも貢献していく所存です。
北海道のIT産業は、四半世紀にわたる歴史を持ち、平成16年度の北海道IT産業の売上高は3,172億円で前年比約5%の成長、また雇用規模も食料製造業に次ぐ第2位となっています(平成17年度北海道情報処理産業実態調査より)。また北海道経済産業局では、今後の成長産業としてITとバイオを位置付け、「北海道スーパー・クラスター振興戦略」の下で、これら2つの分野に対する産業支援を積極的に行い、世界に通用する企業として輩出させる戦略プロジェクトを推進しています。
とりわけ北海道札幌市は、サッポロバレーとして、既に家電大手など組込み分野での進出も多く、情報産業の集積が進んでいることから、優秀な人材による一貫した開発体制を構築することが可能な地域として、大手IT企業の注目を集めています。
ゼンテックは、既に沖縄などでQAセンターとしてソフトウェアやハードウェアの品質向上のための品質管理(QA)事業を推進しております。今回の北海道技術開発センターにおいては、こうしたQAセンターとともに開発機能を持つ技術開発センターを設置し、技術・商品開発力の拡充強化を図るとともに、産学連携による新技術などの共同研究開発も積極的に推進してまいります。
■株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパンについて
1997年に創業者である社長大谷省三により、世界のソフトウェア技術の頂点にある米国シリコンバレーに設立されたゼンテック・テクノロジー・インク(現在は連結子会社)を母体とし、2000年2月に本邦に設立されました。
ゼンテックは、デジタル家電事業、モバイル関連事業、ネットワーク関連事業と、これら事業の価値創造性を高める為に設けられた、戦略的投資事業の4事業を展開しています。 最先端かつ高度な自社技術を保有しており、デジタルTV標準規格ミドルウェアのライセンス提供、ハードウェア製品の販売、携帯・カーナビ分野のソフトウェア開発のほか、システムインテグレーション、カスタマイゼーション、QA(Quality Assurance:品質保証)事業など、画期的な情報家電技術ソリューションなどを提供しております。 また、ブロードバンド無線機器、およびセキュリティ・ネットワーク機器などの開発、販売、保守メンテナンスなども行い、各分野で優れた技術力を発揮し、戦略を展開しております。 ゼンテックは各事業の高度な要素技術を融合させ、新たな製品、市場の創出を目指すと共に、日・米・シンガポールの拠点より世界に向け、ユビキタス社会の実現に貢献する事を使命としております。
さらに詳しい情報につきましては、http://www.zentek.co.jp/をご参照ください。
※記載された社名および製品名は各社の登録商標もしくは商標です。