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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.05.Wed
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2007'08.11.Sat

STマイクロ、性能向上と部品コスト削減を実現するTVデモジュレーターを発表

STマイクロエレクトロニクスは、ケーブルTV用デモジュレータを改良し
性能向上と部品コスト削減を実現するTVデモジュレータを発表

業界をリードするSTV0297の新機能によって、その他のSTB回路に対する
要求を軽減し、ほぼ完全な受信を低性能ネットワークでも実現

 ケーブルTVセット・トップ・ボックス(STB)用ICで世界をリードするサプライヤ*であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、業界をリードするSTV0297ケーブルTVデモジュレータの新世代製品を開発したことを発表しました。STV0297E高性能QAM(直交振幅変調)デモジュレータは、広く使用されているSTV0297Dに新たな機能を追加することで、受信チェーン内の他の素子に対する要求を軽減する大幅な性能向上を実現し、メーカーの部品コストを低減します。

 さらにSTV0297Eを使用することにより、決して理想的ではない、あるいは性能が低下したネットワーク上でほぼ完全な受信が可能になります。STV0297Eは、現在までに3千万個を出荷し事実上の業界標準となっているSTV0297Dのすべての機能を継承し、さらにPVRアプリケーションのための4個のI2Cアドレスや日本市場に対応したTSMF(Transport Stream Multiplexing Frame)機能などの新機能が組み込まれています。

 STV0297Eは、優れたQEF(Quasi Error Free)性能、改善されたエコー・キャンセル機能、および良好な位相ノイズ耐性を備えているため、メーカーは、より低コストのチューナやその他の回路を使用することで、より強健な性能を持った低コストのSTBソリューションを製造することができます。オンチップの12bit ADCおよび帯域外の妨害に対し優れた耐性を実現する隣接チャネル・フィルタによって、部品コストはさらに低減されます。

 拡張された複合イコライザは、現在、合計で約100個のフィード・フォワードおよびフィード・バックワード・タップを提供し、強く長いエコーの補正が可能になっています。専用の位相ノイズ消去ブロックも導入され、これに加えて、ITU-T annex AおよびCに対応するFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)ブロックが、シリアルまたはパラレルのビット・ストリームを供給します。STV0297Eは、どのMPEG 2/4デコーダにも直接インタフェースします。

 STV0297Eは、小型の専有面積、低消費電力、卓越した性能が、他のシステム・コンポーネントのコストを低減する力と組み合わされて、非常に費用効率の高いケーブルTVソリューションになっています。STV0297Eでは、I2Cインタフェース経由で制御されるアプリケーション指向のデジタル機能によって、高品質システムの設計が可能になります。特にアプリケーションの課題に焦点があてられ、RFとIFのAGC、チューナ制御用無雑音I2Cバスなどの出力を供給するデモジュレータになっていることから、高品質アプリケーション基板の設計が簡素化されます。STV0297Eは、評価パッケージと詳細なNIM(ネットワーク・インタフェース・モジュール)リファレンス設計によってサポートされます。

 STV0297Eは、10 × 10mmのTQFP64パッケージで現在量産に入っており、価格は約1万個の場合1個あたり約3.00ドルです。

* “MPEG Video ICs: Transitioning to H.264(MPEGビデオ用IC:H.264への移行)”。Instat社、2006年7月


■STマイクロエレクトロニクスについて
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。
 2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
 さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
 ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
 STグループ(英語):http://www.st.com


◆お客様お問い合わせ先
 〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
 品川インターシティA棟18階
 STマイクロエレクトロニクス(株)
 Consumer本部
 TV & STB製品部
 TEL:03-5783-8340 FAX:03-5783-8216

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