サイオス、日立と共同でHAクラスタソリューションを開発
【サイオス、日立と共同でHAクラスタソリューションを開発】
~HDLMとLifeKeeperを組み合わせ、SANRISEシリーズに高信頼システムを提供~
サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証マザーズ:3744、以下、サイオス)は、株式会社日立製作所(以下、日立)のストレージシステム「SANRISEシリーズ」(以下、SANRISE)の信頼性をより高めるためのソリューション「LifeKeeper for JP1/HiCommand Dynamic Link Manager Application Recovery Kit(以下LifeKeeper HDLM ARK)」を販売開始致します。これは、日立のデータ入出力パス管理ソフトウェア「JP1/HiCommand Dynamic Link Manager」(以下HDLM)とサイオスのHAクラスタソフトウェア「LifeKeeper」を連携させるためのソフトウェアで、日立と共同開発を行いました。
これにより、HDLMによってデータ入出力パスの多重化ならびに冗長化を施されたSANRISEとLifeKeeperを連携させることが可能となり、HAクラスタシステム環境下でのミッションクリティカルな高信頼システムが実現できます。
●HDLMとLifeKeeper HDLM ARKの連携図
※ 関連資料参照
LifeKeeperはこれまでもSANRISEに対応しておりましたが、ミッションクリティカル分野でのストレージアクセスの性能と信頼性を向上させる必要がありました。そこで、性能や信頼性向上に有効なソフトウェアであるHDLM とLifeKeeperの連携ニーズが高いと判断し、今回の共同開発が行われました。
このたび販売開始する製品は以下の通りです。
<製品名ならびに価格>
製品名: LifeKeeper for JP1/HiCommand Dynamic Link Manager Application Recovery Kit
価格: ¥128,000(税込¥134,400)
出荷時期: 2007年3月下旬
※HDLMドライバv5.8、Linuxカーネル2.6以上のLinuxディストリビューション、ならびにLifeKeeper v6が必要となります。
※初年度サポート契約が必須となります。
<サイオステクノロジーについて>
サイオステクノロジーは、ソフトウェア製品の開発、販売とシステムインテグレーション、サポートをコア事業としています。Linux に代表されるオープンソースソフトウェアのサポートは国内トップクラスのシェアを持ち、米国で開発したハイアベイラビリティ・クラスタソフトウェア「LifeKeeper」は全世界で数多くの企業システムを支えています。JavaをコアテクノロジーとしたWebアプリケーション開発事業は、業界のパイオニアとして高い技術力と導入実績を誇ります。2004年には東証マザーズに上場。昨年はテンアートニから社名を変更し、世界に通用するソフトウェア企業を目指しています。
・SteelEye Technology、SteelEye、LifeKeeperは米国およびその他の国でSteelEye Technology,Inc.の登録商標です。
・Linuxは、Linus Torvaldsの商標です。
・その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。