NTTファシリティーズなど、長野県佐久市で太陽光発電設備の第1次設置工事を竣工
長野県佐久市「環境省メガワットソーラー共同利用モデル事業」
第1次設置工事を竣工
株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長:森 勇)と佐久市地元企業・団体6者[株式会社カウベルエンジニアリング(代表取締役社長:坂川 和志)、樫山金型工業株式会社(代表取締役社長:樫山 剛士)、双信電機株式会社(代表取締役社長:南東 秀憲)、株式会社中川電機製作所(代表取締役社長:中川 正人)、長野吉田工業株式会社(代表取締役社長:樫山 徹)、佐久商工会議所(会頭:樫山 高士)]で構成している、有限責任事業組合(LLP)*1「佐久咲くひまわり」は、昨年9月に環境省の委託を受けた「メガワットソーラー共同利用モデル事業*2(以下、本事業)」において、平成18年度事業に該当する合計430kW(環境省採択分:427.5kW)の太陽光発電設備の第1次設置工事を竣工しました。
これに合わせ、3月15日に設置場所の一つである株式会社カウベルエンジニアリング近津工場にて竣工式を開催致しました。
また、本事業に対し、環境省に加え佐久市でも補助金予算が計上されました。LLP「佐久咲くひまわり」は、これらの設備を使った環境教育の実施*3や、環境付加価値製品の普及推進等に取り組み、地域での共同利用および地域貢献をよりいっそう図っていきます。
1.設置場所・規模
以下の佐久市地元企業・団体6社に設置しました(別紙参照)
・株式会社カウベルエンジニアリング 近津工場 100kW
・樫山金型工業株式会社 80kW(環境省採択分 77.5kW)
・双信電機株式会社 浅間工場 100kW
・株式会社中川電機製作所 50kW
・長野吉田工業株式会社 ワークス小田井 100kW
2.背景・概要
本事業の背景や概要については、当社の公式HPの9月26日の報道発表資料およびメガワットソーラー専門サイトをご参照ください。
・9月26日の報道発表資料:http://www.ntt-f.co.jp/news/heisei18/h18-0926.html
・メガワットソーラーの専門サイト:
http://www.ntt-f.co.jp/profile/env-prot/megasolar/introduction/index.html
3.竣工式
(1)日 時:平成19年3月15日(木曜日)午前10時30分から
(2)場 所:株式会社カウベルエンジニアリング 近津工場
(長野県佐久市長土呂1739番地1)
(3)次 第:通電式、平成18年度設置太陽光発電設備の紹介 ほか
4.用語説明
*1 LLP(有限責任事業組合)
Limited Liability Partnershipの略で、イギリス及びアメリカ合衆国において見られる企業組織の一形態であったが、日本においても2005年4月27日に「有限責任事業組合契約に関する法律」(LLP法)が成立、同年8月1日より施行されLLP(有限責任事業組合)の設立が可能となった。特徴は次の3つである。
(1)出資者が出資額の範囲内で責任を負えばよい(有限責任)
(2)出資額の多寡に囚われることなく、利益の配分や権限などを自由に決めてよい(内部自治原則)
(3)LLPは非課税。利益配分があった場合は、その出資者に直接課税される(構成員課税)
*2 メガワットソーラー共同利用モデル事業
京都議定書の発効に基づく地球温暖化ガスを削減するため、環境省が実施する「ソーラー大作戦」の一つであり、太陽光発電を大規模に集中的に導入させる新規事業で、民間事業者が自治体等と協同し、単年度もしくは複数年度で、合計1MWの太陽光発電を設置し、共同利用を行なうもの。
*3 環境教育の実施
平成18年11月4日、5日に、佐久市・佐久商工会議所主催の「いか座やら座さく市」に出展、太陽光発電に関する展示と親子ソーラーカー工作教室を実施している。
詳細は、下記ホームページにて紹介しております。
(http://www.ntt-f.co.jp/profile/env-prot/megasolar/introduction/event/sakushi/index.html)