NECソフト、多目的メール情報配信システム「電言郵便」を機能強化
多目的メール情報配信システム「電言郵便」の機能強化について
~配信エンジン強化、セキュリティ向上、双方向コミュニケーションを実現~
NECソフト株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役執行役員社長:池原憲二、以下NECソフト)は、多目的メール情報配信システム「電言郵便(でんごんゆうびん)」を機能強化し、本日より販売開始いたします。
NECソフトは、2004年7月から主として地方公共団体向けに「電言郵便」を販売しております。従来、本製品はWindows 上でのみ動作していましたが、今般、様々な自治体の要望を受けてマルチプラットフォームでの動作が可能となりました。また、性能向上施策の一環として、株式会社ニュークリアス(本社:横浜市中区、代表取締役鈴木祐二)の携帯電話向けメール配信専用エンジン「SENDMAGIC2(センドマジック2)」(注)を本製品に組み込みました。
今回の最新版では、主として以下の機能強化を行っております。
1)配信エンジンの強化
「SENDMAGIC2」の採用によってメール配信エンジンが強化され、配信スピードが大幅に向上いたしました。この度、10分間に1万メール以上の高速配信が可能となっています。また、携帯電話会社(キャリア)ごとのメール受信ブロックに対応し、各キャリアで最適な送信条件を設定できるようになりました。
2)セキュリティの向上
個人情報保護の観点から、メールアドレスの完全暗号化を実現しました。これにより、内部処理についてはメールアドレスを暗号化したままで行うことができます。また、送信履歴についても全て暗号化した状態で登録されますので、万が一利用者のメールアドレスや送信履歴などが不正に持ち出されたとしても安全です。
3)双方向性機能の付加
従来、受信者側の機能としては、配信されたメールを閲覧することに限定されていました。また、送信者側の機能も、受信者のメール開封の有無を確認することにとどまっていました。
今回の機能強化により、受信者は回答選択による返信が可能になりました。また、送信者は回答情報を即座に収集・分析することで、安否確認や職員参集など、緊急時のクイックレスポンスに活用できるようになりました。なお、平常時については、メールマガジンの配信と読者からのアンケート収集といった利用方法も考えられます。
昨今、自治体や企業などの危機管理という観点で、地域住民や職員への迅速な情報伝達システムの確立が強く求められています。「電言郵便」は、災害情報等の緊急性が高い情報を住民や職員にリアルタイムかつ正確に伝え、メール受信者からの情報を即座に収集・分析することで緊急事態の収束に向けての体制作りの支援を可能にします。
「電言郵便」の価格は1セット240万円(税別)からとなっており、当社で直接販売する他、NEC、NECソフトウェアグループ等を通じて、全国の自治体、消防・警察関係、農協、銀行などに販売してまいります。NECソフトでは、今後2年間に30セットの販売と、SIサービスおよび保守を含めて約2億円の売上を見込んでいます。
画面イメージ、利用イメージ図、製品体系、動作環境につきましては別紙をご覧ください。
以 上
(注)「SENDMAGIC2」についてはこちらをご覧下さい。
http://www.nucleus.co.jp/sendmagic2/index.html
商標について
1.電言郵便は、NECソフト株式会社の商標です。
2.その他、記載されている会社名、製品名、サービス名等は、各社の商標です。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NECソフト株式会社カスタマーサポートセンター
TEL:0120-632-364
受付時間9:00-19:00(土日祝日は除く)
E-mail:info@necsoft.com
「電言郵便」紹介ホームページ http://www.necsoft.com/solution/dengon/index.html