アコム、内部統制システム構築の基本方針を改定
内部統制システム構築の基本方針の改定について
当社は、18年5月19日開催の取締役会において、内部統制システム構築の基本方針を決議いたしました。この度、平成19年3月16日開催の取締役会において、当社の組織改定およびコンプライアンス体制の強化に伴い、内部統制システム構築の基本方針の改定について、決議いたしましたのでお知らせいたします。
記
【 内部統制システム構築の基本方針 】
1.取締役・使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
(1)取締役は、コンプライアンス規程およびビジネス倫理綱領を制定し、当社の役職員が推進すべきコンプライアンス実践の行動原則およびその具体的なあり方を明示し、自ら実践するとともに社員への周知徹底をはかる。
役職員は、行動原則に基づき、法令、定款および社内規程の遵守のみならず、社会の良識および人権を尊重するとともに、常に倫理性を優先し職務の遂行にあたる。
代表取締役社長は、社会性、公共性に根ざした高いビジネス倫理観による行動を率先垂範することを宣言するとともに、コンプライアンスの実践を経営の重要事項として位置付ける。
(2)コンプライアンスの実践体制を確立するため、コンプライアンス委員会およびコンプライアンス統括部を設置するとともに、主要部門にコンプライアンス推進室を設置し、あわせて、コンプライアンス統括責任者、コンプライアンス推進責任者およびコンプライアンス担当者を配置する。
(A)コンプライアンス委員会は、社外委員を中心に構成し、コンプライアンスに関する以下の項目について審議および提言を行う。
・基本方針および遵守規準
・整備および運用に係る重要事項
・実践に関する中期および単年度計画
・重大な違反事態の是正、改善措置および再発防止策
(B)コンプライアンス統括責任者は、全社のコンプライアンスの実践に関する推進態勢、施策管理体制およびモニタリング、再発防止態勢を構築する。
(C)コンプライアンス統括部は、当社全体のコンプライアンスに関する施策を立案し推進するとともに、コンプライアンス推進室、コンプライアンス推進責任者、コンプライアンス担当者への支援と指導を行い、あわせて、取締役会および経営執行会議審議案件をはじめとする各種案件の法務審査を実施し、法令および定款への適合性を確保する。
(D)コンプライアンス推進室は、自部門のコンプライアンスに関する施策を立案し推進するとともに、コンプライアンス推進責任者およびコンプライアンス担当者への支援と指導を行う。
(E)コンプライアンス推進責任者は、自部署のコンプライアンスに関する施策を立案し推進するとともに、コンプライアンス担当者への指示と指導を行う。
(F)コンプライアンス担当者は、自部署のコンプライアンスに関する規程・マニュアル類の周知、教育啓発、モニタリング等の施策を通じてコンプライアンスを推進する。
(3)コンプライアンスの実践に関する通報、相談窓口を社内および社外に設置し、不祥事の未然防止および早期発見、是正をはかるとともに、内部通報保護規程に基づき、内部通報に関する運用の適正化および通報、相談者の保護に努める。
(4)取締役の職務執行は、監査役による監査はもとより、継続的に社外取締役を選任し、取締役の相互監視、監督機能を強化することにより、その適法性を確保する。
監査部は、監査規程および監査計画書に基づき、業務執行における、コンプライアンスの実践状況を監査し、その結果について取締役会および監査役に報告するとともに、必要に応じて改善を勧告する。
※以下、添付資料参照