日本新薬、イスラエルのテバ社との抗癌剤の開発提携を解消
抗癌剤の開発提携解消について
日本新薬は、3月16日、抗癌剤(開発記号:HMN-214)に関する、テバ社(本社:イスラエル、エルサレム市、社長兼CEO:Mr. Shlomo Yanai)とのライセンス契約を解消することにしました。本ライセンス契約は2004年9月にアイバックス社(本社:米国フロリダ州マイアミ市)との間で締結されておりましたが、アイバックス社は2006年1月にテバ社に買収されており、この度、テバ社と日本新薬は契約を解消することで合意致しました。
HMN-214は、日本新薬が創製した新規化合物です。日本新薬は、自社によるHMN-214の第一相臨床試験を米国で実施した後、アイバックス社とライセンス契約を締結し、同社に、HMN-214における日本及びアジアを除く全世界での独占的な開発及び販売権を供与していました。
以上
■参考
テバ社の概要
【社名】 Teva Pharmaceutical Industries Ltd.
【所在地】 イスラエル、エルサレム市
【代表者】 Mr. Shlomo Yanai
【設立】 1901 年
【業務内容】 医薬品の製造、開発及び販売
【売上高】 2006年:$8.4bil.(約1兆80億円、$=¥120)
【従業員】 約25,000人