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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.04.Tue
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2007'08.14.Tue

STマイクロ、CATV用STB向け低コスト・フロントエンド・ソリューションを発表

STマイクロエレクトロニクスが、
DOCSIS(R) 3.0チャネル・ボンディングに対応した
CATV用STB向け低コスト・フロントエンド・ソリューションを発表

新しいソリューションは、STの幅広く使用されている
STV0297 QAMデモジュレータ・ファミリを補完


 ケーブルTV用セット・トップ・ボックス(STB)向けICで世界をリードするサプライヤ*であるSTマイクロエレクトロニクス(http://www.st-japan.co.jp/ NYSE:STM、以下ST)は、DOCSIS(Data Over Cable Service Interface Specification)2.0規格に対応し、ダウンストリームの帯域幅を大幅に改善するDOCSIS 3.0チャネル・ボンディング・スキームに完全に準拠するケーブルTV用STBの新しい低コスト・フロントエンド・ソリューションを発表しました。新しいSTV0498は、既に3,000万個を超えるケーブルTV STBに採用されているSTV0297 QAMデモジュレータ・ファミリを補完するものです。

 STV0498はDOCSIS 3.0仕様に準拠し、ダウンストリーム・チャネル・ボンディングに対応しているため、最大合計120 Mbit/sのDOCSISダウンストリーム・レートを実現します。また、STV0498は新しい規格に対応しているため、メーカーは現在ケーブル事業者が供給や計画をしている、双方向サービスやビデオ・オンデマンド・サービス用のコスト競争力の高い高性能STBを生産することができます。

 この新しいフロントエンド・ソリューションは、高度なネットワーク処理用として450-DMIPS(ドライストーンMIPS)の機能を持つ高性能ST40 CPUを備え、3台のQAM(直交振幅変調)デモジュレータを前進型誤信号訂正(FEC)と統合することによって、DOCSISと双方向STBやPVR(デジタル式ビデオ録画再生装置)のビデオ信号との間でフレキシブルな使用が可能です。
 これにより、IPv4(インターネット・プロトコル・バージョン4)と、さらに多くのインターネット・アドレスを事業者が利用できるようになり、マルチキャストや今後のネットワークの進化を実現する次世代IPv6をサポートします。

 統合イーサネットと高速USBインタフェースは、アプリケーションのホスト・コンピュータへの低コストな接続を実現します。STV0498は、評価基板と、DSG(DOCSISセットトップ・ゲートウェイ)ボックスや高性能ケーブル・モデムなど、さまざまなケーブル・プラットフォームを製品化するまでの時間を最小化するソフトウェアによって完全にサポートされています。

 2チップのSTV0498ソリューションは386ピンと36ピンのBGAパッケージに実装され、約1万個発注時の価格は約16.00ドルです。現在サンプル品を出荷しており、量産は2007年第3四半期を予定しています。


■DOCSISについて
 DOCSISは、ケーブルTVシステム・ネットワーク上で高速データ配信を行うケーブル・モデム用のインタフェース要件を、市場志向型の準拠性を確認する方法で定義しています。ケーブル事業者は、これによって「常時接続」のインターネット接続を通したブロードバンド・インターネット接続、電話、リアルタイムの双方向型ゲーム、ビデオ会議など、さまざまな高価値サービスを提供することができます。ユーザーには、大きな時間的、金銭的な投資をしなくても、低価格でインターネットのブロードバンド接続が提供されます。

 DOCSISは、Cable Television Laboratories, Inc.の商標です。
*”MPEG Video ICs: Transitioning to H.264”(インスタット社、2006年7月)


■STマイクロエレクトロニクスについて
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
 ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
 STグループ(英語):http://www.st.com


◆お客様お問い合わせ先
 〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
 品川インターシティA棟18階
 STマイクロエレクトロニクス(株)
 Consumer本部
 TV & STB製品部
 TEL:03-5783-8340 FAX: 03-5783-8216

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