日本精工グループ、滋賀県近江八幡市に中・大型サイズ鋼球の新工場を増設
株式会社天辻鋼球製作所滋賀県近江八幡市に中、大型サイズ鋼球の新工場を増設
グローバル成長戦略に基づく生産体制強化
株式会社天辻鋼球製作所(本社/大阪府門真市上野口町1-1 代表取締役社長中山敏行、以下AKS)は建設機械、工作機械、風力発電機、自動車に使用される玉軸受用鋼球の新工場を滋賀工場内に建設します。
AKSでは2006年4月から2011年3月の5年間でグローバル成長戦略に基づく販売、生産体制強化を進めており当工場建設、稼動は本プロジェクトの中核をなす事業です。
この工場の完成により現在のAKSグループ売上げ243億円(2006年3月期)からから5年後(2011年3月期)に325億円に拡大(34%、82億円増)しグローバルなシェアアップを目指します。
○新工場の概況
1973年から操業を開始し自動車、家電用鋼球を大容量一貫生産方式で生産を行っている滋賀工場で培ったノウハウの活用、及び滋賀県の高度な技術を有する優秀な人材の活用等を狙いAKS滋賀工場敷地内に現工場を拡張する形で新工場を建設します。
第一ステップとして2008年3月までに総額約30億円投じ延べ床面積約12,000m2の環境に配慮した鋼球生産工場を建設し、従業員も約40人増員して高精度鋼球の一貫製造を行う予定です。
第二ステップは2008年にスタートし2010年3月に完了の計画で、第一ステップで建設した生産工場に約20億円を投じて製造設備を導入し更に生産能力の充実を図る予定です。
○新工場の概要
所在地: 滋賀県近江八幡市上田町50番地
着工: 2007年4月
竣工: 2008年3月
操業開始: 2008年4月
建築面積: 約10,000m2
延床面積: 約12,000m2
用途: 鋼球製造工場
投資総額 第一ステップ約30億円
第二ステップ約20億円
合計約50億円
以上