住友ゴム、インドネシア子会社が「環境報告書2007」を発行
インドネシア子会社が「環境報告書2007」を発行
住友ゴム工業(株)のインドネシア子会社ピーティースミラバーインドネシア(略称:スリンド)は、このたび初めての「環境報告書2007」を発行しました。住友ゴムの海外子会社による環境報告書の発行は、中国の住友橡膠(常熟)/住友橡膠(蘇州)有限公司に次ぐ2番目となります。
「環境報告書2007」はスリンドの2006年の環境関連活動をまとめたものです。全18ページの報告書には、「環境方針」、「環境管理組織」、「環境ISO14001認証」、「環境改善活動」等について、写真やグラフ等とともに紹介されています。本報告書はインドネシア語版と英語版の2種類があります。
スリンドは1997年の操業開始以来環境保全活動を推進してきました。住友ゴムと同様、社長をトップとした環境管理委員会を設置し、EMS(環境管理システム)責任者を置いて、環境関連活動を展開しています。その全社一丸となった努力が実を結んで、2003年にはISO14001の認証を取得、2004年12月には埋立廃棄物を1%未満にしたゼロエミッションを達成しました。2006年もさらなる緑化、清掃活動、環境改善、環境教育を進めた結果、現在各種環境保全データは著しく改善しています。
*参考画像あり。
スリンドの環境関連活動は以下の通りです。
1.2003年8月 ISO14001認証取得
2.2004年12月 ゼロエミッション達成
3.2006年環境データ(対2000年度比実績)
電力原単位 23.8%削減 燃料油原単位 21.8%削減
CO2排出量原単位* 35.2%削減 水使用量原単位 67.2%削減
埋立廃棄物発生量 99.6%削減
4. その他
有害化学物質管理、工場内緑化のための植樹活動、清掃活動、環境教育等も推進中
*CO2排出量原単位: 日本の排出係数を使用
住友ゴムでは地球環境保護への取り組みを経営上の重要課題の一つとして位置づけ、「地球環境に責任を持った企業活動」を進め、日本国内だけでなく海外のグループ会社をも含めた推進活動を展開しています。