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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.14.Fri
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2007'06.28.Thu

三菱電機、ヒートポンプ方式を採用した温水融雪機の新商品を発売

灯油ボイラー方式に比べランニングコストを約60%削減
「三菱ヒートポンプ式温水融雪機MELSNOW」新商品発売のお知らせ


 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、住宅や小規模店舗などの玄関前や駐車場に設置し、積もった雪を自動的に解かす小型ロードヒーティングとして、業界初※1 となるヒートポンプ方式を採用した融雪機を北海道電力株式会社と共同開発しました。ヒートポンプ方式では大気中の熱エネルギーを取り込み効率よく温水を作ることにより、化石燃料を熱源とする方式に比べ、ランニングコストを約60%削減※2 できます。このヒートポンプ方式を採用した温水融雪機の新商品を8月1日から発売します。

※1:2007年6月25日現在、融雪面積30m2程度の住宅・小型店舗向けの融雪システムにおいて。
※2:札幌地区にて融雪面積20m2(バックアップヒーター不使用時)とし、12月から3月までの4カ月間を使用した場合。北海道電力株式会社との共同研究による実測データをもとに算出。降雪量・外気温は気象庁の平年値データを使用。ヒートポンプは北海道電力の融雪用電力B契約にて試算した場合、約13,900円なのに対して、灯油ボイラー方式は、エネルギー消費効率0.80として同条件にて運転した場合、約33,400円(灯油代は石油情報センター北海道局2007年3月時点の直前6カ月平均配達価格78.19円/Lとして算出)。


■発売の概要(熱源機本体)

 商品名           ヒートポンプ式温水融雪機
 形 名            MUSM-60AS
 定格能力          6.0kW
 希望小売価格(税込)  441,000円 
 発売日           2007年8月1日
 当初月産台数       200台


■発売の狙い
 
 近年、高齢化が進む中、降雪地域の住宅や小型店舗では、玄関前や駐車場などに積もった雪を掻く労力を省くため、融雪機(小型ロードヒーティング)の設置が進んでいます。小型ロードヒーティングの熱源には化石燃料が多く使われていますが、昨今の原油価格の高騰や地球温暖化抑制の世界的取り組みから、効率よく熱量を得られ経済的かつ二酸化炭素の排出量が抑えられるクリーンな熱源として、ヒートポンプ技術が注目を集めています。
 一般にヒートポンプ方式は、外気温が低いと得られる熱量が少ないため、降雪地域での活用は困難でしたが、当社はルームエアコン霧ヶ峰などで培ったヒートポンプ技術を活かし、降雪地域でも効率的に熱エネルギーを取り込める熱源機を実現しました。開発にあたっては、北海道電力株式会社と共同研究を行い、北海道内数箇所で実地計測を2年間実施して、外気温がマイナス環境でも高い運転効率と安定した融雪能力を発揮することを確認しました。


■新商品の特長

1.業界初、小型ロードヒーティングにヒートポンプ方式を採用
 小型ロードヒーティングの熱源に、業界で初めてヒートポンプ方式を採用しました。新開発の小型大容量圧縮機や温水ポンプの流量制御などにより、降雪地域でも効率的な熱エネルギーの取り込みを実現しており、融雪面積は、本体のみで20m2※3 まで対応可能、別売部品のバックアップヒーターと組み合わせると30m2※3 まで対応可能です。また、低外気温にも配慮しており、-25℃の環境でも動作します。
 ※3:札幌地区の場合。融雪対応面積は地域によって異なります。

2.灯油ボイラー方式に比べ、ランニングコストは約60%削減(北海道電力管内の場合)
 ランニングコストは、灯油ボイラー方式と比較して約60%削減できます。また、二酸化炭素排出量も同様に約30%削減※4 でき、環境に配慮したロードヒーティングを実現しました。
 ※4:算出は※2 と同条件で運転した場合。

3.既設の温水式融雪システムをヒートポンプ方式に切り替え可能
 ヒートポンプ方式の熱源機と温水熱交換器を一体化しているので、省スペースで設置でき、面倒な冷媒回路の接続工事がないので施工も容易です※5。新設だけでなく、灯油ボイラー方式など既設の温水式融雪システムの融雪パイプをそのまま使用した切り替えも容易です。
 ※5:融雪電力用の電気工事が必要です。


■融雪システム構成

 市販品の降雪センサーと融雪パイプをヒートポンプ式温水融雪機に接続します。降雪センサーが降雪を感知すると、融雪機が自動的に運転を開始して路面に積もった雪を解かします。

 ※詳細は添付資料を参照

 ※6:融雪リモコン、バックアップヒーター、架台などは別売部品として用意。
 降雪センサー、制御部、融雪パイプなどは市販品。


■別売部品の特長

【融雪リモコン】
 熱源機本体(ヒートポンプ式温水融雪機)と接続し、運転電源のオン・オフや温水温度を調節できます。
 温水温度は4段階で調節ができ、時期や降雪量によって調節することで、経済的に運転できます。また、ロードヒーティングが不要な時は電源をオフすることで、ムダな運転を抑えることも可能です。

【バックアップヒーター】
 融雪面積が20m2を超える場合(札幌地区において。30m2まで)に使用します。温水を加熱し、融雪能力を高めます。


■主な仕様

 ※添付資料を参照


■別売部品

 ※添付資料を参照


■製作担当工場

 三菱電機株式会社 静岡製作所
 ルームエアコン営業統轄部
 〒422-8528 静岡市駿河区小鹿3丁目18番1号
 TEL:054-287-3129


■お客様からのお問い合わせ先/資料請求先
 
 三菱電機お客さま相談センター
 TEL:0120-139-365

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