C4Tなど、ユビキタスコンピューティング環境のセキュリティ・ソリューション分野で業務提携
シーフォーテクノロジー、日本インフォメーションシステムと
ユビキタスコンピューティング環境のセキュリティ・ソリューション分野で業務提携
~RFIDを利用したセキュアなシステム/ソリューションを提供~
株式会社シーフォーテクノロジー(東京都品川区、社長:三住 光男、以下 C4T)と株式会社日本インフォメーションシステム(東京都港区、代表取締役:外門 功、以下 JIS)は、ユキビタスコンピューティング環境のセキュリティ・ソリューション分野での業務提携につき基本合意したことを発表いたします。
C4Tは、情報セキュリティ事業に特化し、暗号技術・電子透かし技術・秘密分散技術等のコア技術のライセンスや、コア技術を基に開発した情報セキュリティ製品・サービス、セキュリティシステム、セキュリティ・ソリューション開発を手掛けています。
JISは、RFIDに特化した専門企業で、ICタグの用途開発のノウハウと積極的な商品開発により、1.5mの読取距離を可能にする2.45GHz帯のRFID製品(ICタグ、リーダー/ライタ、アンテナ等)の他、4m~6mの読取距離を可能にするUHF帯タグにおいて、独自方式と世界規格のEPCグローバルのGen2方式にも対応したUHF帯RFID製品を開発しております。また、10mの読取距離を可能にした315MHz/433MHz帯アクティブタイプタグも完成し、あらゆるユビキタスコンピューティング環境のニーズに対応可能なRFIDを提供しております。
RFID(Radio Frequency IDentificationの略)は、ID情報を埋め込んだタグから、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって個々の管理対象固有の情報をやりとりするもので、近年小さなワンチップのIC(集積回路)で実現できるようになり、ユビキタスコンピューティング環境のあらゆる分野で利用されるようになってきています。数cm~数10cmの読取距離で運用される社員カード、入室カード等から、数m~数10mの距離で運用される物流、車載管理まで幅広い応用分野で利用されています。
最近では、RFIDタグの記憶領域、機能の向上により、トレーサビリティ情報や個人情報が、格納されるようになってきました。RFID普及の増大に伴い、身の回りに多種多様なRFIDが満ち溢れ、悪意ある第三者によるRFIDの格納情報の不正取得や、各サービスを実現する通信の盗聴によって、個人情報や企業秘密が流出する危険性が危惧されています。
今回の提携により、従来、RFIDが苦手とされてきた、ガラスや金属にも対応可能とするJISのRFID技術とC4Tのセキュリティ技術を融合させることで、今までの利用シーンだけでなく新しいビジネス分野への展開が可能となります。今後も引き続き、ユビキタスコンピューティング環境における安全・安心な情報提供と便利なシステム/ソリューションの提供を行ってまいります。
【株式会社 シーフォーテクノロジー 会社概要】
本社所在地 :東京都品川区上大崎2丁目13番17号 目黒東急ビル5階
代表取締役社長 :三住 光男(ミスミ ミツオ)
資本金 :13億668万円(2007年1月1日現在)
事業内容 :
インターネットセキュリティに欠かせない暗号技術をはじめとする要素技術の研究・開発、情報セキュリティ製品の供給およびソリューションサービスを提供しております。今後も、パートナーとの技術提携により新しい技術・サービスの提供を行い、情報セキュリティ分野において、金融・医療・通信事業などへの実績を踏まえて、公企業体からコンシューマまで、幅広く、C4Tの技術を用いてセキュアな環境を提供していきます。
(東証マザーズ 証券コード2355)
URL : http://c4t.jp/
【株式会社 日本インフォメーションシステム 会社概要】
本社所在地 :東京都港区浜松町2-1-16 SVAX浜松町IIビル4階
代表取締役社長 :外門 功(トモン イサオ)
資本金 :6億2535万円(2007年6月末日現在)
事業内容 :
1994年設立以来、14年間にわたりRFIDの開発・販売に特化した専門企業として安定した技術力を誇っております。従来から扱っている主力の2.45GHz タグに加えて、Closed Market向に独自のUHFを完成させるとともに、最近では、EPC Global Class1 Generation2のタグ、リーダー、アンテナも扱いOpen Market市場対応にも万全を期しております。
URL : http://www.jis-rfid.co.jp/
以上
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