サイオス、プロジェクト管理Webアプリケーション「ProjectKeeper ベータ版」をOSSで公開
オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア
「ProjectKeeper」を公開
サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証マザーズ:3744、以下、サイオス)は本日、プロジェクト管理Webアプリケーションソフトウェア「ProjectKeeper ベータ版(プロジェクトキーパー)」をオープンソースソフトウェア(以下、OSS)として公開します。
「ProjectKeeper」には、工程、スケジュール、要員、進捗のそれぞれの管理や帳票出力等、プロジェクト管理に必要とされる機能が実装されています。Webアプリケーションとして複数の拠点や企業とのタイムリーな情報共有の実現が可能です。また、Apache License(*1)を適用したOSSですので、ユーザーは、ソフトウェアをダウンロードし、自由にカスタマイズやソースコードの改変ができます。
現在、プロジェクト管理には、表計算ソフトウェアやWeb対応ができないクライアント版のプロジェクト管理ソフトウェアが多く使用されています。また、その他のプロジェクト管理ソフトウェアは、ライセンス料金の高さが障害となり、普及が進んでいません。
そこでサイオスでは、無償でWeb対応の「ProjectKeeper」を開発。プロジェクト管理ソフトウェアの導入障壁を排除し、プロジェクトの円滑な運用を可能にすることで、業務の効率化に貢献します。
サイオスでは、ベータ版公開によって、集められた情報を反映し、2007年8月中に正式版「ProjectKeeper Ver.1.0」のリリースを予定しています。
また、「ProjectKeeper Ver.1.0」より、企業ユーザーが安心して使えるよう有償のサポートサービスを提供。料金は年間契約60万円(50ユーザーまで)からとする予定です。
※ProjectKeeper のダウンロードはこちらから
http://www.sios.com/product/ProjectKeeper/download.html
※製品の詳細はこちらから
http://www.sios.com/product/ProjectKeeper/index.html
*1: Apache Licenseとは・・・
米国の非営利団体であるApache Software Foundationが策定したオープンソフトウェアのライセンス。ライセンス範囲内での無保証、免責事項を宣言しているため、変更の有無に関わらずソースコードやバイナリーの再配布が可能である。ただし、製品名やロゴは商標扱いであり、事前の許可無く使用することはできない。また、派生する成果物には、著作権、特許、商標、帰属についての告知を入れる必要がある。
<サイオステクノロジーについて>
サイオステクノロジーは、ソフトウェア製品の開発、販売とシステムインテグレーション、サポートをコア事業としています。Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアのサポートは国内トップクラスのシェアを持ち、米国で開発したハイアベイラビリティー・クラスターソフトウェア「LifeKeeper」は全世界で数多くの企業システムを支えています。JavaをコアテクノロジーとしたWebアプリケーション開発事業は、業界のパイオニアとして高い技術力と導入実績を誇ります。2004年には東証マザーズに上場。昨年はテンアートニから社名を変更し、世界に通用するソフトウェア企業を目指しています。
※Linuxは、Linus Torvaldsの商標です。
※その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。
■お客様のお問合せ先 :
サイオステクノロジー株式会社
Web ソリューション営業部
電話 : 03-6860-5110 e-mail : ws-sales@sios.com