ケンウッド、PC内の楽曲をオーディオ機器へワイヤレス転送するシステムを発売
PC*1やD.A.P.*2内の楽曲をオーディオ機器へワイヤレスで高音質伝送
デジタルワイヤレスシステム「SLG-7」を新発売
*1:パソコン *2:Digital Audio Player(デジタルオーディオプレーヤー)
株式会社ケンウッド(社長:塩畑 一男、本社:東京都八王子市)は、お持ちのPCやD.A.P.内の楽曲をオーディオ機器に、音質劣化の少ない2.4GHzデジタル方式の信号で高音質伝送するデジタルワイヤレスシステム「SLG-7」を7月下旬より発売いたします。
品 名:デジタルワイヤレスシステム
型 番:SLG-7
希望小売価格:オープン価格
発売時期:7月下旬
■企画背景と製品の概要
PCの普及と、フラッシュメモリーやHDDといった新しいデジタルメディアを用いたD.A.P.市場が急速に拡大したことで、ユーザーのリスニングスタイルは大きく変化し、PCやD.A.P.の楽曲を、家庭用オーディオを用いてスケール感のある高品位なステレオ再生でも楽しみたい、というニーズが増えています。
これまでの有線方式による接続方法は手軽にシームレス化を実現できることから普及が進んできましたが、接続方法をワイヤレスにすることで、設置場所の自由度は広がり、様々な居住環境で手軽に音楽を楽しむことができます。
デジタルワイヤレスシステム「SLG-7」は、PCやD.A.P内の楽曲をオーディオ機器に音質劣化を少なく高音質伝送を可能とした、無線技術を合わせ持つオーディオメーカーならではの提案型製品です。
送・受信機とも置き場所を選ばないコンパクト設計を採用するとともに、送信機には充電池を内蔵。送信部をお持ちのPCやD.A.P.と接続し、受信部をお持ちのオーディオ機器と接続するだけで、音楽信号のワイヤレス伝送が可能となり、離れた場所にあるPCやD.A.P.内の楽曲をオーディオ機器で聴くことができます。また、D.A.P.を手元に置いて操作しながら、オーディオ機器で音楽を聴くといった、今までにない新しい使い方もできます。
伝送方式には、非圧縮のままリニアPCM信号を伝送する2.4GHzデジタル方式を採用。音質劣化のないクリアな音楽再生を可能としました。また、各部の電気干渉を抑える高いオーディオ性能を実現するセパレート基板構成や、オーディオ特性に優れたD/Aコンバーターの採用により、当社ならではの高音質再生を実現しました。これにより、当社のめざす「シームレス・エンターテイメントワールド」の実現にまた一歩近づきました。
さらに、送信部の入力端子にはUSBオーディオ入力端子とアナログ入力端子(ステレオミニプラグ)の2つを装備。受信部にはアナログ出力端子(RCA)とリニアPCM信号をそのまま出力する光デジタル出力端子を装備することで、様々な機器の接続に対応しています。
ケンウッドは、ホームエレクトロニクス、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ(無線機器)の3事業を手がける唯一の音響専業メーカーとして、ホームオーディオとポータブルオーディオ、カーエレクトロニクスをデジタルメディアで結ぶ新しいシームレスなエンターテイメント環境を実現することで、デジタル/ネットワーク時代にふさわしい「音のエンターテイメント」の新境地を開拓していきます。
■デジタルワイヤレスシステム「SLG-7」の主な特長
1.高音質にこだわった、非圧縮リニアPCM伝送
PCやD.A.P.の音楽信号を、高品位な2.4GHzデジタル方式で伝送します。非圧縮のリニアPCM伝送なので、音質劣化のないクリアな音楽再生が可能です。また、他機器との通信を避けるため、通信に使用するチャンネルの自動切換機能を搭載しています。
2.細部にまで配慮した高音質回路構成を採用
「オーディオ回路部」と「デジタル送受信モジュール部」をそれぞれ別基板で構成することにより、各部の電気干渉を抑え、高いオーディオ性能を実現するセパレート基板構成を採用。また、受信機のオーディオ変換部には、オーディオ特性に優れたWolfson社製D/Aコンバーターを搭載しています。
3.さまざまな機器との接続を可能にする豊富な入出力端子
送信機には、PCとのデジタル接続が可能なUSBオーディオ端子とD.A.P.など様々な機器との接続に対応するアナログ入力端子(ステレオミニプラグ)を装備。また、受信機にはアナログ出力端子(RCA)1系統に加え、音質劣化のない音質再生を実現する光デジタル出力端子を装備しました。
*主な定格などは添付資料をご参照ください。
■一般顧客窓口:ケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL:0570-010-114(ナビダイヤル)
携帯電話・PHS・IP電話:045-933-5133 FAX:045-933-5553