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2007'07.13.Fri

JTB、2007年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向見通しを発表

2007年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向

好況感・ボーナス増・暑い夏 ――
総旅行消費額は昨年に引き続き過去最高*!!

 ――海外旅行人数は昨年より5万人増加し6年ぶりに250万人台へ
 ――クロアチア、ハンガリー、マカオなどチャーター便利用で新たな旅行先拡大
 ――沖縄やアジアンビーチなど暑い夏は”ビーチ”が人気

*調査を夏休み(7月15日~8月31日)に期間変更した2000年以降過去最高。それ以前は「夏の旅行動向」として7月1日~8月31日の期間で推計及び実績を算出のため比較データはありません。


 JTBは、「夏休み(7月15日~8月31日)に、1泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向の見通しをまとめた。
 この調査は、1,200人から回答を得た旅行動向アンケート、JTBグループの販売状況、航空会社の予約状況、業界動向から推計したもの。1969年に調査を開始して以来、今年で39回目となる。調査結果は以下の通り。

※添付資料1をご参照ください。


<2007年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行の特徴> ※(  )内の数値は前年比

◎好況感、ボーナス増で強い旅行意欲、総消費額は昨年に引き続き過去最高に

<環 境> 上場企業の2007年3月期決算は4期連続で最高益を記録。この例に見られるように企業収益は拡大基調にあり、それに伴い臨時雇用者の正社員化の進行、賃金水準の上昇など雇用環境も上向き家計をめぐる状況は良化している。さらに夏のボーナス額は5年連続で前年を上回ると言われている。
 こうした環境を反映し、旅行者アンケートにおける「今後の旅行支出に対する意向(表10)」は、「支出を増やしたい」が前年よりさらに増加し、またその増加率(+0.3%)は「支出を減らしたい」(+0.1%)を上回る結果となった。
 一方、このところの円安傾向による海外現地費用(ホテル等)の高騰や、燃油サーチャージの更なる上昇など直接的なマイナス要因があるものの、この夏の海外旅行の予約状況にはそれらを超える旅行意欲の強さが表れている。

※添付資料2をご参照ください。

<人 数> 今年の夏休みの旅行者数は、海外旅行が252万人(+2.0%)、国内旅行が7,480万人(+0.9%)となり、いずれも前年を上回る見込み。特に海外旅行はファミリー層が全体を牽引し、米国同時テロの影響が残った2002年に240万人台に落ち込んで以来6年ぶりに250万人台に達する見込み。
 旅行者アンケートによると、夫婦のみや母娘、ひとりでの旅行が減少している一方で、3世代や子供のいる家族、知人・友人、職場単位での旅行など小グループ旅行が増える傾向にあり、旅行者数全体の底上げにつながっているとみられる(表5・同行者)。


<費 用> 国内旅行の平均費用は3万6,200円と前年より1.4%上昇すると推計。北海道、沖縄などの遠距離観光地の人気が高いほか、高価格帯商品の販売が好調であることによる。海外旅行は、昨年、平均で約4,000円上昇した燃油サーチャージが今年もさらに平均で約5,000円上昇、円安の影響等による現地費用の値上がりなどがあるものの、長距離方面・高額商品申し込みが好調なことなどにより平均旅行費用は前年より4.0%上昇し23万2,000円になると推計。平均旅行日数が国内・海外合計で平均0.2日伸びていることも影響している。
 この結果、国内・海外を合わせた総旅行消費額は、3兆2,924億円(+3.0%)と過去最高だった昨年をさらに上回る見通し。


<購買行動> 今年の夏は例年に比べ8月下旬(20日~31日)の予約が増えている(以下構成比参照)。全体が増えている中で特に後半の申し込みが多いことから、これまで超ピーク期ほどではないものの料金が高いため子供の夏休み中の旅行をあきらめていた家族が、景気の上向きによって財布のひもをゆるめるようになったと想定される。
 また、今年は旅行の申し込み時期が早まっており、Cクラスやデラックスクラスのホテルを利用した高価格帯商品から売れているのが特徴。ここにも景気の良さの一端がうかがえる。

※添付資料3をご参照ください


<国内旅行の特徴>
◎沖縄人気が継続、海外からのシフトも
 今年の夏も人気の筆頭は沖縄だ。販売店によると、このところ同地域へはリピーターが増えているという。行先の島や宿泊ホテルを変えて何度もリピートし沖縄人気を支えているようだ。オリエンタルヒルズ沖縄(06年6月開業)、喜瀬別邸HOTEL&SPA(07年5月開業)など、デラックスクラスの新しい宿泊施設も増加。カップル、ファミリーを問わず各層に人気が高い。料金的にはグアム・サイパンやアジアンビーチなどと競合しつつあり、海外からのシフト傾向も見られるということから、沖縄人気はしばらく続きそうだ。

◎近場の宿泊は”海”周辺に人気集中
 ファミリー旅行の主流は車でいける近場の宿泊プラン。今年は海周辺、プール付きの施設に人気が集中している。伊豆ではプール付きの施設から先に埋まっているという。旅館でもプールを新設するところが増えている。これらの宿泊施設では夏休みの家族向けに、館内施設の利用割引券やお土産、部屋食以外にもバイキングやバーベキューの食事が選択できるなど、家族に”お得”なサービスを盛り込んでおり、これらが好評を博している。

◎単価上昇、滞在日数も長期化傾向に
 海外だけでなく国内旅行も単価が上昇傾向にある。沖縄・北海道など遠距離方面が人気であるのに加え、グレードが高めの施設に人気が集まっていること、滞在日数が長期化傾向にあることも影響しているとみられる。販売店によると、沖縄・北海道旅行では通常なら3~4日間が中心だが、夏休みは4~5日間が増えるという。また、近場の宿泊プランでも夏休み向けの連泊割引が浸透し、滞在日数が増える傾向にあるようだ。

<海外旅行の特徴>
◎円安、燃油サーチャージにもかかわらず堅調
 ドルやユーロに対する円安傾向などによるほぼすべての方面での旅行費用上昇、合わせて燃油サーチャージの高騰(対前年平均約5,000円増)にもかかわらず夏休みの海外旅行者数は好調だった前年をさらに上回る見通し。景気の上昇により、中心マーケットであるファミリー層の勢いが全体を牽引している模様だ。ルックJTBでは、予約客の6割以上がファミリー層となっており、グアムは83%、ハワイは74%を占めている。

◎チャーター拡大で新方面(中東欧、マカオ)に注目集まる
 今年は日本航空がチャーター便を大幅に増加。特に、直行便のない方面への積極的な展開により、新しい方面が注目されている。定期便を使うより旅行時間が短縮できること、価格も手ごろに抑えられていることから消費者の反応は上々。潜在的に関心の高かったクロアチアのコースは発売後間もなく完売したという。そのほか中欧のハンガリーや、旅行者が急増しているマカオへのチャーター商品の売れ行きも順調に推移している。

◎ファミリーを中心にビーチ人気が継続
 今年の夏もファミリー層を中心にビーチが人気。ハワイのほか、パラオ、南太平洋(フィジー、タヒチ、ニューカレドニア)などの予約増も目立っている。パラオは夏場のチャーター便が定着してきているが、サイパンは減便の影響を受けて伸び悩んでいる。
 ハワイやグアムに比べるとファミリーの割合は少ないが、アジアンビーチの予約も堅調。バリ島は昨年から比較しても完全に復活している。このほかタイのプーケット島やマレーシアのコタキナバル(ボルネオ)などのビーチは高級感が感じられる割には値ごろ感があることから、これから間際の予約増も期待されている。


<調査方法>
 調査地点:全国200地点
 調査実施期間:2007年6月6日~18日
 調査対象:全国15歳以上79歳までの男女個人
 サンプル数:1,200名(1地点6名×200地点)
 調査内容:2007年7月15日から8月31日に実施する1泊以上の旅行
 調査方法:専属調査員による個別訪問留置き調査(100%回収)


※添付資料4をご参照ください

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