日本旅行業協会、海外ツアーの4月~6月実績と7月~9月予約状況を発表
2007年4月~6月海外パッケージツアー実績と7月~9月予約状況
(募集型企画旅行会社6社)
(人員ベース:%)
【2007年4月~6月実績】
☆中国方面は航空会社の路線拡充や堅調なビジネス需要により好調な結果
○中国方面 145.6%(4月)、115.2%(5月)、124.1%(6月)
[前年実績比]
【2007年7月~9月予約状況】
☆今年は9月に3連休が2回あり、全ての方面で出足が好調
○全方面計 113.1%(9月)
☆アジア方面、グアム・サイパン方面がファミリー層を中心に好調に推移
○アジア方面 113.3%(7月)、114.7%(8月)、144.6%(9月)
○グアム・サイパン方面 100.2%(7月)、110.8%(8月)、102.7%(9月)
[前年同時期比]
○調査対象会社 (6社)
(株)ジェイティービー、近畿日本ツーリスト(株)、(株)日本旅行、(株)阪急交通社、(株)ジャルパック、ANAセールス(株)
(社)日本旅行業協会では、四半期に一度、海外旅行の方面別動向を探るため、募集型企画旅行会社6社の海外パッケージツアーの調査をおこなっている。今回は、2007年4月~6月の前年実績比及び2007年7月~9月の予約状況の前年同時期比について調査をした。この調査は、2007年7月初旬に実施したものをまとめている。
※オセアニア方面はANAセールス(株)の商品設定がないため、集計からは除いている
【2007年4月~6月実績】
・中国方面は航空会社の路線拡充や堅調なビジネス需要に支えられ好調な結果
・5月はゴールデンウィークの休みが昨年より短かったことで前年を下回る結果
【2007年7月~9月予約状況】
・9月は3連休が2回あり、全ての方面で前年を上回る早い出足となっている
・アジア方面、グアム・サイパン方面は、ファミリー層を中心に好調に推移している
・各社が夏休みに向けて早めに商品展開したことや、早期予約割引を設定したことで、全体的に早めの申し込みとなっている
・各社がチャーター便の設定を増やし、直行便のないデスティネーションへの商品を充実させていることも好調の要因としてあげられる
・中国方面は日中国交正常化35周年を記念した企画商品に各社が力を入れていることで、今後の伸びが期待される