DHLジャパン、輸入着払いサービス「エアディレクト」を開始
DHL、輸入業務をさらに簡略化・合理化
新しい輸入着払いサービス「エアディレクト」を開始
アジア太平洋地区でのサービスを拡充
世界最大規模の総合ロジスティクスプロバイダーであるディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(略称:DHLジャパン 代表取締役社長:ギュンター ツォーン 本社:東京都品川区)は、新たな輸入着払いサービスとして「エアディレクト(英語名 Airport to Door Express)」を開始しました。
「エアディレクト」は、EXW(工場渡し)以外の輸入条件で重量貨物を輸入するお客様のニーズに対応した輸入着払いサービスです。「エアディレクト」は、海外の発送人様にDHL指定搬入場所へ貨物を搬入いただければ、DHLの充実したネットワークで受取人様までスピーディにお届けします。これまで一般的な国際航空貨物輸送業者が行ってきた輸送サービスに比べ、DHLならではのスピードと経済性、輸入業務の効率化という新たな付加価値を与えたものです。アジア太平洋地区14カ国で50カ所を越える指定搬入場所を設定しており、日本では、東京都江東区にある東京ディストリビューションセンターと中部国際空港サービスセンター(愛知県常滑市)、関西国際空港サービスセンター(大阪府泉南市)が指定搬入場所となります。
DHL Express アジア太平洋地区CEO代理およびコマーシャル部門のシニアバイスプレジデントであるダン マッキューは、次のように述べています。「DHLでは、国際航空貨物輸送サービスを使う必要があるものの輸送業務の煩雑さを軽減したいと考えているお客様をサポートすることを目指しています。『エアディレクト』は、こうしたお客様向けに特別に開発されたもので、DHLの利便性の高いサービスと、国際輸送に求められる効率性を兼ね備えています」。
DHLでは、ドア・ツー・ドアでご提供している輸入着払いサービス「インポートエクスプレス」に加え、新たに「エアディレクト」を展開することにより、「インポートエクスプレス」でカバーしているアジア太平洋地区のEXW(工場渡し)マーケットから、さらなる市場拡大を図ります。
複数業社を介して輸入手配をしているお客様は、今後「エアディレクト」を利用することにより、DHL1社だけのやりとりで済み、シンプルなパッケージ料金で請求書も1枚となるため、より輸入業務の効率化が図れます。料金は円建てで為替変動の影響も無く、予算管理を効率的に行えます。また、アジア地域内の配送はわずか1日から2日程度という業界トップクラスの輸送スピードと、DHLの経験豊かなスタッフによる通関作業、24時間体制の貨物追跡といったメリットも得られます。
さらに、「エアディレクト」は、貨物の重量やサイズの制限が無く、重量貨物も経済的な料金でご利用いただけます。アクセスに優れた指定搬入場所で受託された貨物は、他の追従を許さない広範囲なネットワークで配送されます。
「エアディレクト」は、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾およびタイのアジア太平洋地区の13カ国で展開されます。今後、本サービスをアジア太平洋地区各国および世界の他地域にも拡大する予定です。
【DHLの概要】
DHLは、国際エクスプレス(国際航空貨物輸送)とロジスティクス業界のグローバルリーダーとして、あらゆる輸送ニーズに対応するべく、様々な革新的ビジネスソリューションを一括してご提供しています。世界各地の市場を熟知しているDHLは、コントラクトロジスティクスソリューションやエアエクスプレス、航空海上貨物、陸上輸送、国際メール便サービスなどのサービスをグローバルに展開することで、世界220以上の国地域を結ぶ国際ネットワークを保有しています。DHLは、お客様が期待される以上のサービスをご提供できるように、最先端テクノロジーと28万5千人余りの従業員を擁し、迅速で確実なサービスのご提供をお約束します。
DHLは、ドイツポストワールドネット(DPWN)傘下のブランドで、DPWNグループ全体の2006年度の売上は600億ユーロにおよびます。
【日本におけるDHL】
従業員数:約3,600名
車両数:1,300台
国内拠点数:130以上(ハブ、ゲートウェイ、オフィス、サービスセンター、ターミナル、倉庫)
【ディー エイチ エル ジャパン株式会社】
社 名:ディー エイチ エル ジャパン株式会社
本社所在地:東京都品川区東品川1丁目37番8号
代表取締役社長:ギュンター ツォーン
詳しくはDHLウェブサイト( www.dhl.co.jp )まで