日商エレクトロニクス、ジュニパー製コアルーター「T1600」を年内販売開始
日商エレ、ジュニパー製コアルータ「T1600」の販売を年内開始
~最大スループット1.6Tbps、1/2ラックサイズの業界最強次世代コアルータ~
日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:辻孝夫、東証1部9865、以下 日商エレ)は、ジュニパーネットワークス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:大須賀雅憲、以下 ジュニパー)の新製品「T1600」の販売を2007年10~12月期より開始する予定です。
ジュニパー「Tシリーズ」は通信事業者向けに設計されたコアルータで、2002年に米国で販売開始以来、僅か5年間で世界中の通信事業者向けネットワークインフラとして125社以上、2500台超の導入実績を誇ります。
今回販売を開始いたします「T1600」は、1筐体あたり1.6Tbpsスループットというかつてない高度な処理能力を有しながら、他社製品と比較して、67%の重量削減・60%のラックスペース縮小・49%の消費電力減を実現しました(ジュニパーネットワークス調査比較による)。
「T1600」は、他のJ/M/T/MX製品と同様、「JUNOS」モジュラー型OSを搭載しています。
「JUNOS」OSは、ネットワークのコアからエッジまで、共通バージョンが利用できるため、豊富な機能と効率的な運用を徹底的に追求したソリューションを実現いたします。つまり、「T1600」は、ルーティング、転送、サービスの各機能の独立性を保つと同時に、迅速かつ安全なアップグレードが行える安定性を備えています。まさに業界最強の次世代コアルータです。
また、「T1600」は、大量のフィルタリングリストと10Gビット/秒のレートリミット機能で高度なセキュリティを実現、DoS攻撃の影響を軽減します。詳細なレベルでのパケット分類、フィルタリング、きめ細かいキューイングなど、一貫性のあるハードウェアベースのQoS機能は、さまざまなインターフェース速度に対応し、大規模環境で展開できます。このように、大切な収益源となる音声、映像データ通信のトラフィックを網羅する理想的なコア用IPプラットフォームとして、「T1600」は最高品質のネットワークサービスを提供します。
さらに、SIB(スイッチングボード)などの主要コンポーネントはすべて冗長化されているため、障害が発生した場合でも性能劣化が緩やかなうえ、予備系コンポーネントを作動させることで、継続的に充分なスループットを確保できます。サービスプロバイダの要望に応えたコア装置です。
「T1600」の特長は、以下の通りです。
1、インターフェースカード1枚あたりスループットは100Gbpsを提供可能。16枚の10Gインターフェースカード(リリース予定)を搭載した場合、最大スループットは1.6Tbps出力をサポート。
2、SIBおよび電源の交換のみで、T640からT1600へのアップグレードが可能。
3、筐体は僅か1/2ラックサイズ。
4、IPルーティングにとらわれないMPLS LSPによる自由度・拡張性の高いネットワーク経路の選択を実現。
5、ビデオ・オン・デマンドなど、ロングテール型のリッチコンテンツにも柔軟に対応可能。
【販売価格】
販売開始前に正式に価格を発表する予定
なお、6/13~15、幕張メッセで開催されたInterop Tokyo 2007のBest of Show Awardで、「T1600」がインフラ構築製品(Core)部門においてグランプリを受賞、ならびに、既に日商エレより販売を開始しているイーサネット・サービスルータの新製品「MX960」が、インフラ構築製品(Edge)部門で特別賞を受賞致しました。
日商エレはジュニパー製品の世界初の代理店であり、1999年9月のルーティングプラットフォームの販売開始以来、国内の通信事業者およびサービスプロバイダ向けに1,000台超の製品出荷実績を誇っております。また、高いエンジニアレベルと充実した保守体制で導入・保守サポート等のサービスをご提供しております。
日商エレは、「T1600」ならびに「MX960」をラインナップに加え、お客様のニーズに合った最適なソリューションをご提案してまいります。
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
以上
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