文化シヤッター、100%リサイクル素材の環境建材「テクモク」を発売
木のあたたかみを活かした環境建材
100%リサイクル素材のエクステリアシリーズ「テクモク」を新発売
文化シヤッター株式会社(社長:茂木 哲哉)では、環境に配慮して素材に100%リサイクル材を採用した木粉入樹脂製のエクステリアシリーズ「テクモク」を、8月1日より新発売します。
「テクモク」は、素材に廃木材と樹脂廃材を100%用いた木粉入樹脂製のエクステリアシリーズで、デッキやルーバースクリーン、門扉、パーゴラ、外構フェンス、バルコニー手すりなど、全13種類の商品をラインアップしています。
素材自体が限りなく天然木に近い質感である一方で、耐候性に優れ、割れや反り、腐蝕や退色が天然木に比べて少なく、大がかりなメンテナンスが不要です。また、樹脂が木粉を含む構造となっているため、シロアリに害される心配がないなど、エクステリア建材に求められる優れた機能と特徴を備えています。さらに、廃棄後も繰り返し再リサイクルできる持続可能な素材であることから、資源循環型社会に適応した環境配慮商品として、エコマーク認定(※)を取得しています(認定番号:第07123005号)。
(※)エコマークは、私たちの身のまわりにある商品の中で、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品に付与されています。
今日、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷を低減させる「循環型社会」を実現するため、製品の省資源化や長寿命化設計、部品等の再使用が求められていますが、平成13年4月に施行された「グリーン購入法」以来、再生品など地球環境にやさしい製品やサービスを率先して採用する取り組みが始まっています。そうした背景から、素材にリサイクル材を使った人工木材である木粉入樹脂の品質安定と向上を図るため、平成18年4月に木材・プラスチック再生複合材を対象とする日本工業規格「JIS A5741」が制定され、デッキを中心としたエクステリア建材にもリサイクル材を素材にした製品が普及し始めています。
人、社会、環境にやさしい多彩なものづくりを商品開発テーマとする当社は、新しいエクステリアシリーズ「テクモク」を、既存のエクステリア商品やシャッターとの組合せも含めて「単品」ではなく「空間」を提案できる商品として、戸建て住宅や公共施設、福祉施設や幼稚園など幅広い対象に積極的に販売してまいります。
■エクステリア建材シリーズ「テクモク」の特徴
<環境への負荷を低減>
・テクモクの素材には、建築現場や工場などから排出される廃木材と廃棄処分となったプラスチックを再利用した100%リサイクル素材を採用しています。
・テクモクは、廃棄後も粉砕と成型により繰り返し再リサイクルすることができる持続可能な素材を採用しており、資源循環型社会に適応した環境配慮商品として、エコマーク認定を取得しています(認定番号:第07123005号)。
<安全性・耐久性を追求>
・天然木に近い質感でありながら、素材は数100ミクロンまで粉砕した後に成型加工しているため、バリやささくれができにくい構造となっており、接着剤にホルムアルデヒドを使用していない安全性の高い商品です。
<シロアリに害されない防蟻構造>
・樹脂が木粉を含む構造のため、シロアリに害されることがない防蟻構造となっています。
<高い耐候性とメンテナンスフリーを実現>
・人工木材であるテクモクは、腐朽や割れ、反りがなく、風雨にさらされた場合でも変質が少ないなど、高い耐朽性と耐候性を実現しています。
・そのため、大がかりなメンテナンスが不要となり、長期間にわたってお使い頂くことができる経済性の高いエクステリア商品です。
<幅広い用途に対応>
・戸建て住宅をはじめ、福祉施設や幼稚園、公共施設、港湾施設など、幅広い用途に安全かつ安心して設置いただける環境建材です。
■製品ラインアップ
(※ 関連資料を参照してください。)
■カラーバリエーション
・ブラウン、サンディーブラウン(2種類)
■参考価格(価格は製品代のみ、工事費等は別途)
・ガーデンデッキ (間口2,000mm、出幅1,200mmの場合):189,500円
・デッキフェンス (間口 800mm、高さ 900mmの場合): 82,200円
・バルコニー手すり(間口2,700mm、出幅1,200mmの場合):392,500円
■販売目標
1億円(初年度)
以上
(※ 参考画像、製品ラインアップは関連資料を参照してください。)