日立アプライアンス、給湯専用タイプの「日立エコキュートZAシリーズ」2機種を発売
設定湯量に達すると自動で風呂の湯はりを停止する機能(*1)を搭載
自然冷媒ヒートポンプ給湯機
日立エコキュート(*2)給湯専用タイプを発売
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津尚澄)は、蛇口から湯を出す給湯専用タイプの日立エコキュートZAシリーズ2機種を9月28日より発売します。
本製品は、湯はり時に、設定湯量に達すると音声で知らせ、自動で給湯を停止する機能を搭載しました。また、リモコンには、ドット・マトリックス液晶表示方式を活用し、くっきり、大きな文字表示を実現しました。さらに、操作内容をわかりやすく音声ガイドで知らせる「しんせつモード」や、給湯の設定状態を見やすい表示画面と音声で知らせる「おしえてボタン」を搭載し、ユニバーサルデザインの観点から、使いやすさを向上しました。
なお、湯はり時に、設定湯量に達すると音声で知らせる機能を搭載したZシリーズ2機種も8月31日より発売します。
■ 型式および発売日
※ 関連資料 参照
■ 製品の主な特長<日立エコキュート給湯専用タイプ ZAシリーズ>
1. 風呂の湯はり終了時に、給湯を自動で停止する機能を搭載
業界で初めて(*3)、エコキュートの給湯専用タイプに「湯はり終了お知らせ機能(オートストップ機能付)」を搭載しました。湯はりを開始し(*4)、設定した湯量に達すると音声で知らせるとともに、自動で給湯を停止します。これにより、湯はり時に浴槽から湯があふれることを防ぎます。なお、風呂の湯量と温度は、リモコンで事前に設定できます。
2. 見やすく、使いやすい液晶リモコンを採用
ユニバーサルデザインの観点から、リモコンの表示部分には、白地に黒の大きな文字でくっきり、見やすいドット・マトリックス液晶表示方式を採用しました。また、操作の内容を音声ナビゲーションと画面の文字で知らせる「しんせつモード」や、現在の設定内容を音声で伝える「おしえてボタン」を搭載し、使いやすさを向上しました。
3. 給湯温度をワンタッチで切り換えられる「2温度設定」機能を搭載
リモコンで、風呂の湯はり用と台所の給湯用など給湯温度を2つ設定できる「2温度設定」機能を搭載しました。例えば、風呂の湯はり温度を42℃、台所の給湯温度を40℃に設定すると、ボタンを押すだけで、給湯温度40℃から湯はり温度42℃に切り替わり、湯はりが可能となります。また、湯はり終了後、ボタンを押すと、給湯温度40℃に戻ります。(*5)
(*1) 停止後は、「湯量お知らせ」ボタンを押すまで、全ての給湯を停止しています。
(*2) エコキュート:電力会社・給湯機メーカーが自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機を総称する愛称のこと。
(*3) 2007年7月19日現在。家庭用ヒートポンプ給湯機 給湯専用タイプにおいて。
(*4) 湯はりの給湯開始は、手動で行います。
(*5) 風呂の湯はりと、給湯を同時に各々の設定した湯温で使用できません。
■ 需要動向と開発の背景
2007年度の家庭用ヒートポンプ給湯機の需要は、約69万台(前年比197%)を目標にしています。これは、エコキュートは優れた省エネ性とCO2発生量の少なさなどが注目され、また国の補助金制度によるバックアップもあるためと考えられます。
今回、従来から販売している自動で湯はりや追い焚きができるオート(フルオート)タイプに加え、蛇口から湯を出す給湯専用タイプの2シリーズを新たに追加し、幅広いニーズに対応します。
■ お客様からの問い合わせ先
家電ビジネス情報センター 電話 0120-3121-19
以上