新キャタピラー三菱、環境リサイクル機械の自走式木質系破砕機をモデルチェンジ
SOCIOシリーズの自走式木質系破砕機をモデルチェンジ
エンジン出力アップにより生産性を向上
新キャタピラー三菱株式会社(本社:東京都世田谷区用賀4丁目10-1、社長:平野 昭一、資本金:231億円)は、環境リサイクル機械「SOCIO(ソシオ)」シリーズの自走式木質系破砕機をモデルチェンジし、7月20日に新発売します。
新発売する製品は、タブグラインダーTG440TX(運転質量23.6トン)、TG540TX(運転質量23.9トン)。2003年7月に発売を開始したTG400ATX(運転質量23.5トン)、TG525TX(運転質量23.8トン)の後継機です。
今回のモデルチェンジでは、現場内の移動が容易で不整地走破性に優れた強力なクローラ式下部走行体や、高い破砕性能を発揮するデュプレックスドラム、クラストップの処理能力を誇る破砕装置など、従来機の優れた特長を承継しつつ、エンジン出力をアップし、安定した粒度で品質の高い木質チップをさらに効率よく生産することが可能となりました。
タブグラインダーTG440TX/TG540TXの主な特長は以下の通りです。
1.生産効率アップ
(1)エンジン出力のアップにより、負荷に対しエンジン回転が下がりにくく、破砕装置の回転がより安定しました。さらに、負荷がかかった際のタブ反転動作数も減少し、破砕効率が向上しました。
(2)エンジン回転数が安定したことにより、従来機より粒状が均一で品質の高い木質系チップをより効率よく生産可能となりました。また駆動チェーンなどの寿命を30%延長しました。
2.主な仕様
添付資料をご参照ください。
3.標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)
TG440TX 78,000,000円
TG540TX 84,000,000円
4.目標販売台数
2機種あわせて年間10台
以 上