田中貴金属、2007年1月~6月の投資用金地金・プラチナ地金の取扱量を発表
田中貴金属工業株式会社
2007年1月~6月の投資用金地金、プラチナ地金の取扱量を発表
継続的な価格上昇の影響で買取量が販売量を上回る傾向のまま推移
~ 投資用金地金では販売量・買取量とも昨年同期と比較すると減少傾向 ~
田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本 英彌)は、このほど、2007年1月から6月までの6ヵ月間における投資用金地金、プラチナ地金の販売量と買取量の数値(指数)をまとめました。
2007年1月から6月までの6ヵ月間における平均金価格は2,570円/g、また4月から6月までの3ヵ月間においては毎月の平均金価格がいずれも2,600円/gを超えており、継続して上昇傾向にあると言えます。
今年6ヵ月間の投資用金地金の販売量と買取量を比較すると、買取量が販売量の約3.4倍となっており、今年に入ってからほぼ同様の比率を保って推移しています。しかし、昨年同期(2006年1月~6月)の取引状況と比較すると、販売量は昨年同期の約59%、買取量は約73%に留まっており、昨年同期と比較すると販売・買取とも取引量が減少傾向にあると言えます。
また、2007年1月から6月までの6ヵ月間における平均プラチナ価格は4,850円/g、さらに5月および6月の平均プラチナ価格は5,100円/gを超えており、今年に入ってからの平均プラチナ価格は、ほぼ毎月上昇しています。そのため、金と同様にプラチナの買取量も販売量を上回っていますが、金ほど買取量と販売量の格差は大きくなく、今年6ヵ月間の取引では買取量が販売量の約1.6倍となっています。また昨年同期(2006年1月~6月)の取引状況と比較すると、販売量はほぼ同等でありながら買取量は昨年同期の約73%となっています。
田中貴金属工業では、金およびプラチナの価格上昇が続く中、貴金属投資に関する正しい情報の提供を今後も継続して行っていきます。また、価格変動リスクを避け、より安定した価格で少額から積み立てることができる、貴金属積立を利用した分散投資に関する啓蒙活動を強化して展開していきます。
※本文中の金とプラチナ価格はすべて税抜き小売価格です。
(参考)
<田中貴金属工業とは>
田中貴金属工業株式会社は、明治18年の創業以来、1世紀以上にわたり、金やプラチナなどの貴金属の精製・分析に携わるとともに、貴金属を用いたさまざまな工業製品の製造・販売、また、資産としての貴金属地金の売買を行っています。日本で金の輸出入自由化が施行された1978年には、金の精製・分析技術が高く評価され、日本で初めてロンドン金市場公認溶解検定業者の認定を受け、国際市場で通用する金地金を製造する資格を得ました。また2003年12月には、ロンドン金市場で取引される金地金の品質を審査する、世界で5社しか認定されない「公認審査会社」の1社に任命されています。現在直営店であるGINZA TANAKAの各店舗(6店舗)をはじめ、全国に広がる140店舗余りの特約店で金地金や地金型金貨等の売買を行っています。
(※ 参考資料は関連資料を参照してください。)