日立GP、印刷文書のセキュリティソフト「紙の番人」の複合型モデルを提供
業界初 印刷時に、改ざん検知および複写抑止の
二つのセキュリティ機能の透かしこみを実現するソフトウェア
-印刷文書のセキュリティソフト「紙の番人」複合型モデルを提供開始-
日立公共システムエンジニアリング株式会社 (取締役社長 森内 康浩/以下、日立GP)はこのたび、印刷時に、地紋透かし技術を用いた改ざん検知情報や、不正な複写を抑止する複写模様の透かしこみにより、改ざん検知・複写抑止の二つのセキュリティ対策を可能とする、印刷文書のセキュリティソフトウエア「紙の番人」の複合型モデルを2007年7月24日より提供を開始します。
これにより、複写による不正な持ち出しの抑止対策、偽造や改ざんを容易に検知できるなど、印刷文書のさまざまな脅威に対し、適切なセキュリティ対策を施すことができます。
昨今の、注文書や公文書等の偽造・改ざんによる横領事件、チケット等の不正複写による詐欺事件、情報流出などの事件の増加に伴い、印刷文書のセキュリティ対策が急務となっています。これに対して従来、偽造・改ざんの有無・改ざん箇所の特定を行う「改ざん検知」と専用紙などを用いた「不正な複写の抑止」は、印刷文書のセキュリティ対策として、いずれか一方の対策のみ行われているのが現状です
今回提供を開始する、印刷文書のセキュリティソフト「紙の番人」の複合型モデルは、地紋透かし技術を用いて、「いつ」「誰が」などの印刷時の情報、及び複写を行った際に表示される自由な複写模様を、印刷時に透かし込むことができます。これにより、一枚の印刷物に、「偽造・改ざん検知機能」および「不正な複写の抑止機能」という二つのセキュリティ機能を持たすことができるため、重要な印刷文書に対して、さらに強固なセキュリティ対策を施すことができます。
日立GPでは、「紙の番人」複合型モデルを、重要書類発行・管理業務、電子交付文書等の印刷を行なう、公共団体や民間企業に向けて2010年までに300団体への販売を目標とします。
なお、本ソフトウェアは、7月25日(水)、26日(木)と東京国際フォーラムにて開催される「日立uVALUEコンベンション2007」にて紹介します。
■価格及び出荷時期
項目 紙の番人 複合型モデル
-改ざん検知機能
-複写検知機能
価格 個別見積り
提供開始 2007年7月24日
■販売目標
2010年度までに300団体へ提供
■関連情報
・印刷文書のセキュリティソフト「紙の番人」
http://www.gp.hitachi.co.jp/eigyo/product/bannin/
・「日立uVALUEコンベンション2007」オフィシャルサイト
http://hitachi-uvcon.com/
■日立GPホームページ
URL http://www.gp.hitachi.co.jp/
■会社概要
資本金 3億円
従業員数 820人(2007年4月)
事業概要 (1)公共分野におけるシステム設計・開発を中心としたソリューション事業
(2)アプリケーションパッケージ事業
(3)インターネット総合サービス事業
対象分野 中央省庁、自治体、公社・公団、年金基金、図書館、大学、研究所、病院、
民間企業
全国拠点 東京、横浜、さいたま、水戸、名古屋、大阪、福岡、北京
(※参考資料あり)