IIBC、「ビジネスパーソンの国際化に関する意識調査」結果を発表
~ビジネスパーソンの国際化に関する意識調査~
身近に迫る国際化!これからのグローバル社会で大事なのは「発信型英語力*」
外資参入、街中の外国人増で「国際化の波を実感」67.5%
(*発信型英語力とは、英語を話す・書くのに必要な力のことです。)
日本でTOEICテストを実施・運営する、財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(東京都千代田区)は、2007年7月10日~12日の3日間、インターネットで全国の20代から30代の男女400名を対象に、「ビジネスパーソンの国際化に関する意識調査」を実施いたしました。
【アンケートの総括】
本調査で、国際化に関するビジネスパーソンの意識を伺ったところ、67.5%の人が国際化の波を実感し、それぞれ40%以上の人が日系企業のグローバル化に関するニュースや街中など身近な場面で実感しているという結果になりました。
またグローバル化する社会の中で、発信型英語力(話す力、書く力)を重要視する声が強まっており、発信型英語力を養うことが自らのビジネスにおけるチャンスや人脈を広げるという意識を持っている人が多いということがわかりました。
■国際化の波を実感することが非常にある、もしくはややある 67.5%
■国際化の波を実感するシーン (複数選択2つまで)
1位 日系企業の海外進出、外資参入などの経済ニュース、記事を目にするとき 47.8%
2位 街中(繁華街、飲食店等で)で外国人を見かけるとき 41.1%
3位 外交や海外情勢などの政治ニュース、記事を目にするとき 28.9%
■これからのグローバル社会において、大事だと思うのは
発信型英語力(話す力、書く力) 65.8%
受信型英語力(聞く力、読む力) 34.2%
■発信型英語力がある(英語が話せる、書ける)と感じるビジネスにおけるメリット (複数選択2つまで)
1位 やりたい仕事を諦めずにすむ(ビジネスチャンスが広がる) 55.3%
2位 人脈が広がる 49.8%
3位 転職に有利になる 32.0%
<「国際化に関する意識調査」概要>
■調査方法:インターネットアンケート
■実施期間:2007年7月10日(火)~12日(木)
■対象地域:全国
■対象者:20代~30代 男女400名(男性:200名、女性200名)
■回答者属性:
営業・販売、研究・開発・技術者、総務・人事、財務・経理、企画・マ-ケティング、広報・広告・デザイン、事務職、管理職、会社経営・役員、専門職(医師・看護士・弁護士等)
<アンケートの概要>
※添付資料を参照
<ご参考情報>
■「発信型英語力」とは
発信型英語力とは、話す・書くなど自分の意思を伝え、説明する力のことを指し、従来の英語教育で重点が置かれていた聞く・読むなどの受信型英語力と対比して使われます。今回のアンケートの結果に表れている通り、今後ますます重要になってくると考えられる能力です。ビジネスのグローバル化が急速に進み、発信型英語力を備えた人材を求める流れが強まっている現状を踏まえ、2007年1月から、TOEICRスピーキングテスト/ライティングテストが実施されています。